文献詳細
今月の臨床 産婦人科外来ベストナビゲーション
ここが聞きたい105例の対処と処方 IV 感染症
【淋病(淋疾)】79.頸管炎による膿性帯下を認め,培養検査で淋菌が証明された患者です.
著者: 古堅善亮1
所属機関: 1順天堂大学附属静岡病院産婦人科
ページ範囲:P.587 - P.589
文献概要
淋疾はグラム陰性球菌である淋菌(
男性では淋菌に感染すると2~7日間の潜伏期間の後に排尿痛,尿道分泌物の増加などの尿道炎症状が出現する.さらに上行し精巣上体炎となり,疼痛,発熱,陰嚢腫大をきたし,男性不妊症となることもある.また,肛門直腸炎(肛門性交による)をきたすこともある.
参考文献
掲載誌情報