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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科61巻5号

2007年05月発行

文献概要

今月の臨床 母体救急

産科救急体制のシステム化─宮崎県周産期症例検討会から─

著者: 徳永修一1 池ノ上克1

所属機関: 1宮崎大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.695 - P.699

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はじめに

 母体や胎児の突然の急変にはスムースな救急搬送が望まれる.そのためには,一次分娩施設と周産期センターの連携体制と地域の周産期センターの医療が充実化すること必要である.産科救急体制の改善には,医療の地域化(regionalization)を進めていくことが必要である.宮崎県では,県下の周産期センターのスタッフ一同が集まって周産期死亡症例や神経学的予後不良ハイリスク症例を個々に検討する会(宮崎県周産期症例検討会)を1998年より行ってきた.今回は,各周産期センターに母体適応で緊急搬送された症例と,この研究会で行っているpopulation based studyをもとに母体救急症例を検討した.

参考文献

1) 徳永修一,池ノ上克 : 母体搬送時の施設間連携.周産期医学36 : 1497-1502,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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