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連載 産婦人科MRI 何を考えるか?・3
子宮筋腫をもつ妊婦の腹痛
著者: 山岡利成1
所属機関: 1京都桂病院放射線科
ページ範囲:P.1095 - P.1097
文献購入ページに移動 2日前より下腹部痛を自覚していた.安静にしていたが,下腹部痛が増強したため,婦人科外来を受診した.採血にて炎症反応(WBC=18,110/μl ,CRP=11.4 g/dl )を認め,緊急入院となった29歳の妊婦(妊娠9週)である.画像はすべてT2強調像で,患者の右側から左側の順に呈示している.
参考文献
1)Ueda H, Togashi K, Koyama T, et al:Unusual appearances of uterine leiomyomas:MR imaging findings and their histopathologic backgrounds. RadioGraphics 19(S): 131-145, 1999
2)佐藤賢一郎,水内英充:子宮筋腫の超音波所見.臨婦産60:303-319,2006
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