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文献概要
今月の臨床 胎児機能不全
胎児機能不全の新しい考え方
著者: 岡村州博1
所属機関: 1東北大学大学院医学系研究科周産期医学分野
ページ範囲:P.1516 - P.1517
文献購入ページに移動胎児機能不全の用語と定義について
平成18年4月の,第58回日本産科婦人科学会の総会において,周産期委員会(委員長 : 岡村州博)からの提案事項,胎児機能不全の定義と使用に関して,以下の通り承認・決定された.
・日本産科婦人科学会は「胎児仮死」あるいは「胎児ジストレス」の用語を使用しない.替わって「胎児機能不全」を欧米におけるnonreassuring fetal statusに相当する邦語として使用する.
・「胎児機能不全とは,妊娠中あるいは分娩中に胎児の状態を評価する臨床検査において“正常ではない所見”が存在し,胎児の健康に問題がある,あるいは将来問題が生じるかもしれないと判断された場合をいう」と定義された.
平成18年4月の,第58回日本産科婦人科学会の総会において,周産期委員会(委員長 : 岡村州博)からの提案事項,胎児機能不全の定義と使用に関して,以下の通り承認・決定された.
・日本産科婦人科学会は「胎児仮死」あるいは「胎児ジストレス」の用語を使用しない.替わって「胎児機能不全」を欧米におけるnonreassuring fetal statusに相当する邦語として使用する.
・「胎児機能不全とは,妊娠中あるいは分娩中に胎児の状態を評価する臨床検査において“正常ではない所見”が存在し,胎児の健康に問題がある,あるいは将来問題が生じるかもしれないと判断された場合をいう」と定義された.
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