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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科62巻12号

2008年12月発行

連載 病院めぐり

宮崎県立日南病院

著者: 春山康久1

所属機関: 1宮崎県立日南病院

ページ範囲:P.1580 - P.1580

文献概要

 県立日南病院は昭和23年9月に宮崎県日南市に開設され,平成10年2月に現在地に改築移転し,改築を機にNICU 10床が整備されました.今年は病院開設60年目の節目の年に当たります.

 宮崎県の周産期医療は,宮崎大学附属病院総合周産期母子医療センターを3次施設とし,県北部(県立延岡病院),県中央部(県立宮崎病院,市郡医師会病院,古賀総合病院),県西部(国立病院機構都城病院,藤元早鈴病院),県南部(県立日南病院)の6施設を2次施設病院として周産期ネットワークが整備され,宮崎県独自の「拠点分散型」として機能しています.年2回の周産期症例検討会が開催され,各施設から呈示される症例が徹底的に議論されます.また,周産期ネットワークの各施設は国立循環器病センター(大阪府),船橋中央病院(千葉県)とオンライで結ばれており,毎週月曜日に症例検討会が行われています.これらの成果として,宮崎県の周産期死亡率は常に全国でトップレベルとなっています.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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