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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科62巻2号

2008年02月発行

今月の臨床 新生児の蘇生と管理

新生児室での管理

3.注意すべき徴候 1)哺乳不良

著者: 川瀬泰浩1

所属機関: 1東邦大学医学部新生児学教室

ページ範囲:P.156 - P.158

文献概要

はじめに

 新生児には本来出生直後よりすぐに乳首を吸啜し,乳汁を嚥下する能力が備わっている.このため母乳育児を成功させるために,生後30分以内に授乳をさせ,欲しがるときに欲しがるままに母乳を与えるといった授乳法が推奨されている.このような本来備わっているべき哺乳力が低下している場合,新生児における何らかの病的状態を考慮しつつ対応することが必要となる.本稿では,正常新生児室でみられる哺乳不良の原因とその対処について概説する.

参考文献

1) 与田仁志:何となく元気がないnot doing well.周産期医学32:279-282,2002
2) 水野紀子,水野克己:哺乳状態の評価.周産期医学37:47-53,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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