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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科62巻2号

2008年02月発行

今月の臨床 新生児の蘇生と管理

新生児室での管理

3.注意すべき徴候 3)黄疸

著者: 横山直樹1

所属機関: 1神戸大学医学部附属病院周産母子センター

ページ範囲:P.163 - P.165

文献概要

はじめに

 新生児期早期の黄疸は高間接ビリルビン血症であり,このビリルビンの急上昇または高値を放置しておくと,中枢神経系を障害し核黄疸を惹起する可能性がある.この核黄疸を防ぐためには,黄疸の適切な治療,管理が必要である.近年,生後早期からの新生児黄疸の管理が普及し核黄疸は激減しているものの,その報告例が散見される.今もなお,適切な黄疸管理は児にとってきわめて重要である.

参考文献

1) 山根正之,横山直樹,松尾雅文,他:2光路型経皮的ビリルビン濃度測定器による母児同室児の黄疸管理.日本周産期・新生児医学会雑誌41:543-546,2005
2) 神戸大学医学部小児科(編):未熟児新生児の管理,大改訂.日本小児医事出版社,2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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