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文献概要
今月の臨床 新生児の蘇生と管理 新生児室での管理
3.注意すべき徴候 4)呼吸異常
著者: 横山直樹1
所属機関: 1神戸大学医学部附属病院周産母子センター
ページ範囲:P.166 - P.167
文献購入ページに移動はじめに
出生直後の呼吸異常やその後も持続する呼吸異常には,一過性の適応障害として認められる場合もあるが,重篤な疾患によることが多い.また,これらの原因疾患は呼吸器疾患以外にも心疾患,感染症,神経疾患,代謝性異常など多岐にわたる.そのため,新生児室においては児の呼吸状態の観察と評価がきわめて重要である.日常よくみられる呼吸異常として,呼吸困難症状(多呼吸,陥没呼吸,陥没呼吸,呻吟),チアノーゼ,無呼吸,喘鳴がある.本稿ではこれらの特徴について述べる.
出生直後の呼吸異常やその後も持続する呼吸異常には,一過性の適応障害として認められる場合もあるが,重篤な疾患によることが多い.また,これらの原因疾患は呼吸器疾患以外にも心疾患,感染症,神経疾患,代謝性異常など多岐にわたる.そのため,新生児室においては児の呼吸状態の観察と評価がきわめて重要である.日常よくみられる呼吸異常として,呼吸困難症状(多呼吸,陥没呼吸,陥没呼吸,呻吟),チアノーゼ,無呼吸,喘鳴がある.本稿ではこれらの特徴について述べる.
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