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原著
子宮筋腫分娩35症例の臨床的検討
著者: 朝野晃1 太田聡1 松浦類1 早坂篤1 明城光三1 和田裕一1
所属機関: 1独立行政法人国立病院機構仙台医療センター産婦人科
ページ範囲:P.769 - P.772
文献購入ページに移動治療方法は,35症例中,子宮摘出が24例,捻除が6例,分娩筋腫の茎部切断が1例,子宮鏡下の切除が4例あり,保存的な手術症例は11例(31.4%)であった.筋腫分娩の治療は可能であれば保存手術が望ましいが,子宮全摘をせざるを得ない場合があり,妊孕性温存の必要性,年齢なども考慮し治療することが必要であると思われた.
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