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連載 病院めぐり
大牟田市立総合病院
著者: 森田淑生1
所属機関: 1大牟田市立総合病院
ページ範囲:P.1003 - P.1003
文献購入ページに移動 大牟田市は福岡県の最南端に位置し,南と東を熊本県と接し,西は有明海に面しています.かつては三井三池炭鉱の石炭資源を背景に石炭化学工業で栄えていましたが,エネルギー革命などにより石炭需要が減少し三池炭鉱が閉山,その煽りで市も衰退しているのが現状です.このようななか,大牟田市立総合病院は福岡県南部と熊本県北部の一部を医療圏とし,市民の健康を守る基幹病院として,その役目を担っています.
大牟田市立総合病院は,1950年に73床の市立病院として開院し,その後拡大・増床しつつ,1985年に厚生省臨床研修指定病院に指定され,医師の教育にも力を入れています.1995年に現在の地に移転し,市立病院から市立総合病院に改称しました.1999年に病院機能評価の認定を受け,2003年には地域がん診療拠点病院の指定を受けました.近隣に久留米大学医学部があり各医局から医師派遣が行われ,当院の各科は学会認定による修練施設として研修医や医学部学生,看護科学生の医学教育の場としての機能も有しています.現在,18診療科,350床の急性期医療の中核病院として稼働しています.
大牟田市立総合病院は,1950年に73床の市立病院として開院し,その後拡大・増床しつつ,1985年に厚生省臨床研修指定病院に指定され,医師の教育にも力を入れています.1995年に現在の地に移転し,市立病院から市立総合病院に改称しました.1999年に病院機能評価の認定を受け,2003年には地域がん診療拠点病院の指定を受けました.近隣に久留米大学医学部があり各医局から医師派遣が行われ,当院の各科は学会認定による修練施設として研修医や医学部学生,看護科学生の医学教育の場としての機能も有しています.現在,18診療科,350床の急性期医療の中核病院として稼働しています.
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