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今月の臨床 性感染症up to date
性感染症の最近の動向
著者: 松田静治1
所属機関: 1財団法人性の健康医学財団
ページ範囲:P.110 - P.115
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近年,HIV感染をはじめ性感染症(STD,STI)の増加の背景には,性の自由化,性行為の多様化といった風潮が根底にある.STDの抱える問題として,病原微生物の多様化,無症状感染の広がりや性器外感染の増加に加えて,患者の低年齢化がある.
近年,HIV感染をはじめ性感染症(STD,STI)の増加の背景には,性の自由化,性行為の多様化といった風潮が根底にある.STDの抱える問題として,病原微生物の多様化,無症状感染の広がりや性器外感染の増加に加えて,患者の低年齢化がある.
参考文献
1) 小阪(橋本)円,岡部信彦 : 発生動向調査からみた性感染症の最近の動向.日本性感染症学会誌17(suppl) : 99─98,2006
2) 松田静治 : 近年の性感染症事情.クリニカルプラクティス26 : 328─333,2007
3) 松田静治 : 若者にみられるSTD─STDの最近の動向.性感染症(熊沢浄一,田中正利編).南山堂,東京,pp77─89,2004
4) 松田静治 : 最近の性感染症の動向について.日医会誌131 : 1545─1550,2004
5) 病原微生物検出情報月報vol.29,no.9.国立感染症研究所,厚生労働省健康局,2008
6) 感染症週報(JAPAN IDWR).Vol.10,no.28,厚生労働省,国立感染症研究所,2008
7) 性感染症診断・治療のガイドライン2006.日本性感染症学会誌17(suppl) : 31─88,2006
8) Soderblom T, et al : Euro Surveill 11(49),E061207, 1, 2006
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