文献詳細
文献概要
今月の臨床 性感染症up to date
思春期と性感染症
著者: 赤枝恒雄1
所属機関: 1赤枝六本木診療所
ページ範囲:P.121 - P.125
文献購入ページに移動はじめに
ここでは思春期の性感染症(sexually transmittied infections : 以下,STIという)ではなく,思春期とSTIの関係を“すこやか21”の方針も含め検討してみた.
思春期の定義は前期(10~14歳),後期(15~19歳)とされているから,およそ思春期=10代と置き換えて話を進めていく.筆者は産婦人科医であるので,女子を中心とした話になっていることをお許し願いたい.
STIの現状は性行動の現状でもあるので,10代の子どもたちの性行動の現状,そして知識のない子どもたちに影響を与えている社会,とりわけ強烈な影響を与えている風俗と呼ばれるセックス産業や低年齢化を誘導しているメディアを中心とした大人社会の現状についても分析していく.
STIの数字の変化はここではできるだけ省略し,ほかの文献1)に譲るとして,思春期とSTIの関係を分析することに努めた.
ここでは思春期の性感染症(sexually transmittied infections : 以下,STIという)ではなく,思春期とSTIの関係を“すこやか21”の方針も含め検討してみた.
思春期の定義は前期(10~14歳),後期(15~19歳)とされているから,およそ思春期=10代と置き換えて話を進めていく.筆者は産婦人科医であるので,女子を中心とした話になっていることをお許し願いたい.
STIの現状は性行動の現状でもあるので,10代の子どもたちの性行動の現状,そして知識のない子どもたちに影響を与えている社会,とりわけ強烈な影響を与えている風俗と呼ばれるセックス産業や低年齢化を誘導しているメディアを中心とした大人社会の現状についても分析していく.
STIの数字の変化はここではできるだけ省略し,ほかの文献1)に譲るとして,思春期とSTIの関係を分析することに努めた.
参考文献
1) 赤枝恒雄 : 若年者の性感染症.産婦人科の世界57 : 12,15─26,2007
2) 赤枝恒雄 : 性感染症(女子).小児内科39 : 1388─1390,2007
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