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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科63巻2号

2009年02月発行

連載 BSTETRIC NEWS

子宮収縮抑制剤2008年(Mercerの講義)

著者: 武久徹1

所属機関: 1武久レディースクリニック

ページ範囲:P.188 - P.191

文献概要

 切迫早産の治療薬に子宮収縮抑制剤が多用される.最近,早産の臨床研究の専門家Mercer BM(Case Western Reserve大学 : 米国オハイオ州)が行った講義の概略を紹介する.米国で10年以上,早産に関する研究の第一線で活躍してきた医師の講義なので,証拠に基づく現況を学ぶうえで有用である.

 講義の目的は,①米国おける子宮収縮抑制剤使用の現況,②現在使用できる子宮収縮抑制剤の作用機序と早産に関連する新生児合併症を減少させるうえでの有効性に関する証拠の検討,③破水前の早発陣痛または破水後の子宮収縮抑制剤の適切な使用,に関する講義である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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