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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科63巻4号

2009年04月発行

文献概要

今月の臨床 ここが聞きたい―不妊・不育症診療ベストプラクティス I 不妊の検査・診断 D男性因子 【精管造影・精巣生検】

31.精管造影・精巣生検の適応,方法,臨床的意義について教えてください.

著者: 高栄哲1

所属機関: 1金沢大学医学部大学院医学系研究科(泌尿器科学)

ページ範囲:P.424 - P.425

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[1]閉塞性無精子症

 男性不妊症の診断は,精液検査,ホルモン検査から始まる.無精子症の場合,閉塞性,非閉塞性の鑑別が重要である.一般に,FSHおよび精巣サイズによって診断される場合が多い(図1).しかし,本来,精巣生検によって得られた組織像に精子形成を認めることによって診断されるべきであるが問題点も多い.

参考文献

1) 松田公志,岩本晃明,伊藤直樹,他 : 閉塞性無精子症に対する精路再建術の成績 : 全国多施設での調査報告.日不妊会誌45 : 143─149,2000
2) 岩崎 皓,広川 信,穂坂正彦,他 : 精嚢嚢状拡張症およびその分類について.日泌会誌79 : 1385─1392,1988

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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