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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科64巻10号

2010年10月発行

文献概要

今月の臨床 ハイリスク妊娠─ここがチェックポイント

ハイリスク妊娠と病診連携

著者: 中井章人1

所属機関: 1日本医科大学多摩永山病院女性診療科・産科

ページ範囲:P.1430 - P.1435

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はじめに

 医師不足に端を発し,施設の減少,母体搬送受入困難など周産期医療を取り巻く諸問題は,国民生活に不安を招き,少子化対策においても大きな負の要素になっている.こうした環境下で,現存の医療資源を生かし医療供給体制を維持するため,病診連携を強化することは必須である.

 当院では4年前より新しい妊婦健診体制の1つとして注目されているセミオープンシステムを取り入れ,病診連携の強化を図るとともに,ハイリスク妊産婦のトリアージを行ってきた.本稿では当院のシステムを紹介するとともに,ハイリスク妊娠と病診連携のあり方について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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