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今月の臨床 ハイリスク妊娠─ここがチェックポイント
ハイリスク妊娠と病診連携
著者: 中井章人1
所属機関: 1日本医科大学多摩永山病院女性診療科・産科
ページ範囲:P.1430 - P.1435
文献購入ページに移動はじめに
医師不足に端を発し,施設の減少,母体搬送受入困難など周産期医療を取り巻く諸問題は,国民生活に不安を招き,少子化対策においても大きな負の要素になっている.こうした環境下で,現存の医療資源を生かし医療供給体制を維持するため,病診連携を強化することは必須である.
当院では4年前より新しい妊婦健診体制の1つとして注目されているセミオープンシステムを取り入れ,病診連携の強化を図るとともに,ハイリスク妊産婦のトリアージを行ってきた.本稿では当院のシステムを紹介するとともに,ハイリスク妊娠と病診連携のあり方について解説する.
医師不足に端を発し,施設の減少,母体搬送受入困難など周産期医療を取り巻く諸問題は,国民生活に不安を招き,少子化対策においても大きな負の要素になっている.こうした環境下で,現存の医療資源を生かし医療供給体制を維持するため,病診連携を強化することは必須である.
当院では4年前より新しい妊婦健診体制の1つとして注目されているセミオープンシステムを取り入れ,病診連携の強化を図るとともに,ハイリスク妊産婦のトリアージを行ってきた.本稿では当院のシステムを紹介するとともに,ハイリスク妊娠と病診連携のあり方について解説する.
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