文献詳細
文献概要
症例
骨盤臓器脱を伴った陳旧性会陰裂傷の1例
著者: 清水美代1 加藤淑子1
所属機関: 1済生会京都府病院産婦人科
ページ範囲:P.1567 - P.1571
文献購入ページに移動 第3度,4度の会陰裂傷は負傷直後に適切な縫合が行われないと,ときに縫合不全を起こし瘢痕化することがある.このような陳旧性会陰裂傷は加齢により骨盤臓器脱を起こすことがある.
今回,骨盤臓器脱を伴った陳旧性会陰裂傷を経験した.腟閉鎖,肛門括約筋縫合を含む会陰裂傷縫合術を行ったところ,術後経過は良好であった.
今回の手術,術後経過に関して文献的考察を加えながら報告する.
今回,骨盤臓器脱を伴った陳旧性会陰裂傷を経験した.腟閉鎖,肛門括約筋縫合を含む会陰裂傷縫合術を行ったところ,術後経過は良好であった.
今回の手術,術後経過に関して文献的考察を加えながら報告する.
参考文献
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2) 高野正博 : 肛門括約筋不全.別冊日本臨床,領域別症候群シリーズ6, pp777─780, 日本臨床社,1994
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