icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科64巻12号

2010年12月発行

雑誌目次

今月の臨床 子宮体癌診療の動向─これだけは知っておきたい

子宮体癌は増えている

著者: 田中京子 ,   進伸幸 ,   青木大輔

ページ範囲:P.1598 - P.1603

はじめに

 近年,わが国において子宮体癌の罹患率,死亡率の増加が指摘されている.ここではそれらの経時的推移や年齢別の動向,組織型の分布の動向について概説する.

子宮体癌発生のリスク因子

著者: 長谷川清志 ,   鳥居裕 ,   加藤利奈 ,   宇田川康博

ページ範囲:P.1605 - P.1615

はじめに

 子宮体癌は発癌機構により主にタイプIとタイプIIとに分類される1).それらのタイプの発癌分子機構および関連因子および関連遺伝子の概略を図1に示した.タイプIはエストロゲン依存性で,プロゲステロンによる拮抗を受けないいわゆる“unopposed estrogen”が関与し,子宮内膜増殖症を前癌病変として発症する.比較的若年者に好発し,類内膜腺癌で高分化型が多く,PTENK-ras遺伝子が関与し,比較的予後良好である.一方,タイプIIはエストロゲン非依存性で,比較的高齢女性に多く,p53遺伝子変異などにより萎縮内膜よりEIC(endometrial intraepithelial carcinoma)を経て漿液性腺癌が発生する.そのほか,低分化型類内膜腺癌,明細胞腺癌あるいは未分化癌などが発生し,予後不良のことが多い.

 発癌に関与する因子としては,主に環境因子,遺伝子因子,遺伝的因子などに分類される.環境因子はそのほとんどがエストロゲン(unopposed estrogen)と直接的あるいは間接的に関連している.遺伝子因子としてはタイプIの発癌初期の遺伝子変化としてDNAミスマッチ修復遺伝子(MMR遺伝子),PTENK-rasなどの遺伝子変化が挙げられ,大腸癌と同様の多段階発癌モデルが提唱されている.また,タイプIIではp53遺伝子変異が多く認められるが,これらの変化に関与する因子は完全には解明されていない.さらに遺伝的因子としては,Lynch症候群に認められるMMR遺伝子異常が挙げられる.遺伝子因子とそれによる発癌分子機構に関しては他稿に譲り,ここでは,環境因子,遺伝的因子に関して概説する.

子宮体癌の予後規定因子

著者: 平井康夫

ページ範囲:P.1617 - P.1621

はじめに

 子宮体癌は,全体として比較的予後良好な疾患であると考えられているが,Stage IIIの症例の5年生存率は37.5%,Stage IVでは8.5%と進行例の予後が悪いことが大きな問題点となっている1).米国において,年間5,900人が子宮体癌によって死亡2)しており,日本においてもその羅病率は近年増加傾向にある3~6)

 子宮体癌治療の選択に当たって,重要な予後規定因子の選定とそのリスク評価が不可欠である.治療選択に特に重要な予後規定因子は,筋層浸潤の深さ,リンパ節転移の有無,脈管侵襲,術中腹水細胞診,子宮頸部への癌の浸潤,組織型と分化度,核の異型度,エストロゲン依存性の有無,腫瘍内progesterone receptor値,分子遺伝学的因子(PTEN遺伝子変異の有無,遺伝的不安定性の有無,K-ras変異の有無,p53の異常の有無)などがある.これらの重要な予後規定因子の組み合わせによる,術後再発リスク分類を併せて試みる.

子宮体癌の診断と治療

1.子宮体癌のスクリーニング

著者: 上坊敏子 ,   新井努 ,   海野信也

ページ範囲:P.1623 - P.1627

はじめに

 がん対策基本法は,がんによる死亡数20%減少という目標達成のために,「がんの早期発見」,「がん検診受診率50%の達成」を掲げている.わが国では子宮体癌が急激に増加している(図1)ので,スクリーニング対象の選択と手段の確立は産婦人科医にとって大きな課題である.本稿では,体癌検診の歴史,ハイリスク群の選択,細胞診によるスクリーニングの実情,経腟超音波検査の成績などについて概説する.

2.子宮体癌の画像診断

著者: 三森天人 ,   上者郁夫

ページ範囲:P.1628 - P.1633

はじめに

 MRIを中心とした子宮体癌の画像診断については多くの正書に記載されているが,それらはいずれも「日産婦1995, FIGO 1988」の進行期分類に沿ったものである.FIGO進行期分類は2009年に改訂され,これに基づいて子宮体癌取扱い規約も近い将来に改定される予定である.本稿では今回のFIGO進行期分類での改訂点において,MRIを主体とした画像診断の評価方法への影響が大きい項目について解説する.

3.子宮体癌の手術(1)―子宮摘出の方法

著者: 藤堂幸治 ,   櫻木範明

ページ範囲:P.1635 - P.1639

はじめに

 日本婦人科腫瘍学会が示した子宮体がん治療ガイドライン2009年版によれば子宮摘出方法は,(1)単純子宮全摘術,(2)準広汎子宮全摘術,(3)拡大子宮全摘術,(4)広汎子宮全摘術の用語が使用され,(2)と(3)は同義語であると定義されている.また拡大単純子宮全摘術なる用語も示され,これは(1)の範疇に含まれると解説されている.本稿では臨床進行期1期症例に対してわが国で行われることが多い(2),(3)を中心に記述を行う.

4.子宮体癌の手術(2)―リンパ節郭清

著者: 松本光司 ,   吉川裕之

ページ範囲:P.1641 - P.1649

はじめに

 子宮体癌治療ガイドライン(2009年度版)1)では,骨盤リンパ節郭清や傍大動脈リンパ節郭清は子宮体癌に対する標準手術には含まれていない.ガイドラインでは,リンパ節郭清術は正確なステージングのために診断的意義はあるが,治療的意義に関してはエビデンスレベルの高いデータが少なく確立されていないとの記載に留まっている.本稿では,子宮体癌のリンパ節転移様式,手術手技,リンパ節郭清術の意義について解説し,最後に当科の成績について述べたい.

5.子宮体癌の術後補助療法

著者: 日浦昌道 ,   野河孝充

ページ範囲:P.1650 - P.1655

はじめに

 子宮体癌治療の第一選択は手術療法であり,手術不能例には放射線療法あるいは化学療法が施行される1).再発リスクを有する症例の術後補助療法には化学療法,放射線療法,放射線療法と化学療法の併用があり,いずれの方法を優先するか結論は出ておらず,臨床試験がなされている.わが国では,術後補助療法として放射線療法が施行されてきたが,臨床の場では有害事象の面から最近では化学療法が選択されている.化学療法は進行・再発癌や術後再発が危惧される高リスク群に施行され,本疾患の治療法の評価と臨床試験による標準的治療の確立が課題である.

 本稿では,術後補助療法の現況と今後の方向性について記載したい.

6.子宮体癌の特殊な組織型への対応―明細胞癌,漿液性癌,癌肉腫

著者: 平川誠 ,   長井裕 ,   青木陽一

ページ範囲:P.1656 - P.1661

はじめに

 子宮体癌には臨床病理学的に異なる2つのタイプが存在し,1つはエストロゲン依存性の子宮体癌でtype 1と呼ばれ,閉経期もしくはその前の比較的若年の女性に発症する.これに対して,エストロゲンには依存せず,主に閉経後の高齢者に発症するのがType 2であり,類内膜腺癌Grade 3,漿液性腺癌(uterine papillary serous adenocarcinoma : UPSC),明細胞腺癌(uteine clear cell adenocarcinoma : UCCC)をその組織型とし,子宮体癌全体としての頻度は低いがType1と比較して低分化型であり,体部筋層浸潤が深く,リンパ節転移も高率であり,その結果5年生存率は30%以下ときわめて予後不良といわれている(表1).また子宮癌肉腫(uterine carcinosarcoma : CS)も子宮体部腫瘍では稀であり,予後不良な腫瘍である.本稿ではUPSC,UCCC,CSの臨床的特徴,治療法,ならびに予後について文献的考察を中心に述べたい.

7.進行・再発子宮体癌の治療

著者: 中山裕樹

ページ範囲:P.1663 - P.1667

はじめに

 2000年日産婦報告1)によると,子宮体癌の予後は,5年(素)生存率で63.5%,追跡可能例で76.6%.当科の1998~2009年治療例では83.5%と,子宮頸癌とならび比較的予後の良い癌である.また,いったん再発転移を生じても,適切な治療により長期生存を得る例も多い.しかし,不幸な転帰をとる進行再発体癌に遭遇することも稀ではない.本稿では,われわれの施設での経験を交えながら,進行再発体癌の取り扱いにつき検討していきたい.

8.子宮体癌の妊孕性温存療法

著者: 牛嶋公生

ページ範囲:P.1669 - P.1671

はじめに

 近年の女性のライフスタイルの変化は,晩婚化に伴う出生率の減少,出産年齢の高齢化をもたらした.一方,悪性腫瘍の罹患数は増加の一途をたどっており若年者の罹患数も増加している.若年者の悪性腫瘍では妊孕性の温存は治療法決定の際の重要なファクターとなるが,原発臓器が直接妊孕性の舞台である子宮体癌では,外科的切除による妊孕性温存治療は不可能である.一方,子宮体癌の大部分を占める類内膜腺癌はエストロゲン依存性であり,プロゲステロンによるホルモン療法が奏効する場合がある.この内分泌療法は進行再発例のみならず,若年子宮体癌症例にも以前より試みられてきたが,対象となる患者数の増加に伴いその重要性が増している.

最新のトピックス

1.子宮体癌発生の分子機構

著者: 京哲

ページ範囲:P.1672 - P.1681

はじめに

 子宮内膜癌の発生分子機序は,前癌病変とされる増殖症を経た多段階発癌が推測されるが,大腸癌のように各ステップが分子機構により明確になっているわけではない.ここ10数年の分子生物学的解析の集積によりに内膜癌化にかかわるとされるさまざまな遺伝子異常が同定されてきている.また最近では癌化における癌幹細胞の存在とその役割が注目され,内膜癌でも癌幹細胞の報告がなされている.本稿ではそれらを紹介しながら内膜癌発生の分子機構を浮き彫りにする.

2.子宮体癌におけるセンチネルリンパ節生検

著者: 新倉仁 ,   八重樫伸生

ページ範囲:P.1682 - P.1685

はじめに

 子宮体癌の所属リンパ節は骨盤リンパ節から傍大動脈リンパ節まで広範囲に及び,郭清によって正確な臨床進行期決定が可能とされる.しかしながら,リンパ節の郭清は予後を改善しないというMRC ASTEC trial 1)やわが国からの傍大動脈リンパ節郭清により予後が改善されるというSEPAL study 2)など依然として治療的意義についての議論は続いている.郭清するかしないかというような考え方や高危険群をスコア化して郭清の対象群を抽出するというような考え方とは違ったアプローチとしてセンチネルリンパ節(SLN)の概念を利用した生検を子宮体癌に応用していくことが可能であれば非常に魅力的である.SLNとは腫瘍細胞が原発巣からリンパ管を通り,最初に到達すると考えられるリンパ節であり,臨床的には“最初に転移の成立するリンパ節”である.SLNでの転移の有無を検討し,転移を認めなければほかのリンパ節には転移がないということになり,系統的なリンパ節郭清は省略可能ということになる.また,系統的リンパ節郭清とは異なり摘出されるSLNは少数であり詳細に検索することが可能であるため,微小な転移の発見率が上昇し,治療の個別化につながっていく可能性も指摘され,検査そのものとしての有用性も無視できない.婦人科腫瘍においては,外陰癌では系統的リンパ節郭清を省略したSLN生検のみによる前方視的検討の多施設でのデータも報告されつつあり,子宮頸癌では,多施設共同での妥当性検証でも良好な成績が得られてきている.子宮体癌でもまだ検討が遅れてはいるものの徐々に報告が増加している.本稿では子宮体癌におけるセンチネルリンパ節生検の意義の検証の現状について当科のデータも含め概説する.

3.子宮体癌治療後のHRTの可否

著者: 篠原康一 ,   若槻明彦

ページ範囲:P.1686 - P.1689

はじめに

 有経女性の場合,子宮体癌の治療は一般に子宮全摘と両側付属器切除,リンパ節郭清が選択される.

 卵巣から分泌されるエストロゲンには,血管や骨を保護する作用がある.そのため女性は,閉経後エストロゲンが減少することにより動脈硬化症など心血管系疾患や骨粗鬆症・脂質異常症などが増加することが知られている.

 正常な卵巣機能を有した女性が子宮体癌のために根治手術を受けることにより,卵巣機能が術後早期に消退し,動脈硬化症など心血管系疾患・骨粗鬆症・脂質異常症などが引き起こされる危険性が考えられる.

 一般的にはホルモン補充療法(hormone replacement therapy : HRT)は,エストロゲン低下によるQOL低下を改善する.HRTは現在の子宮体癌には禁忌とされているが,問題は子宮体癌治療後や既往のある患者に対するHRTで,子宮体癌の再発予後がどうなるかである.予後が変わらないとの報告や,予後が改善するとの報告があり,コンセンサスはいまだ得られていない.

 昨年,日本産科婦人科学会と更年期医学会から,ホルモン補充療法ガイドライン1)が発行されたこともあり,その内容もふまえて,本稿では子宮体癌の手術で卵巣を摘出することの意義と悪影響・術後患者にHRTすることの可否を,子宮体癌の再発や生存率の観点から文献的に検討し,述べる.

連載 病院めぐり

国立病院機構西埼玉中央病院

著者: 吉田純

ページ範囲:P.1691 - P.1691

 当院は,昭和48年に国立所沢病院と国立豊岡病院が統合し,国立西埼玉中央病院として発足したのがはじまりです.昭和57年に母子医療センターが開設,平成10年には埼玉県の地域周産期母子医療センターに認定され,NICUを併設した地域の周産期医療の中核病院としての役割を担っています.平成16年に独立行政法人国立病院機構に改組され,現在に至っています.

 産婦人科の常勤医師は5名で,大学医局からの派遣ではなく,おのおのが病院に採用され勤務しています.多くの分娩と外来,手術などに追われ,みな過労傾向にありますが,各医師がそれぞれの専門領域を生かした診療を行うことで対処しています.小児科の常勤医は5名で新生児専任は2名ですが,専任でなくとも緊急時などには常時対応してもらえますので,大変心強く思っています.

サクラの国のインドネシア・12

介護福祉士をめざす看護師

著者: 東梅久子

ページ範囲:P.1692 - P.1693

候補者という名の看護師

 日本・インドネシア経済連携協定(economic partnership agreement : EPA)で来日しているインドネシア人看護師は,候補者として看護師または介護福祉士の職種に属していることになっている.

 そもそもEPAにおける「インドネシア人看護師」の定義は,本稿で用いている「インドネシアの看護師資格を有するインドネシア人」とは異なる.日本におけるEPAに基づく外国人看護師の唯一の受入れ調整機関である国際厚生事業団(Japan International Corporation of Welfare Services : JICWELS)によると,「日本の看護師国家資格を有するインドネシア人」と定義されているが,これを知る日本人がどれだけいるであろう.

症例

周産期心筋症の1例

著者: 佐藤賢一郎 ,   森下美幸 ,   鈴木美紀 ,   田原泰夫 ,   山内一暁 ,   岡崎雄介 ,   水内英充 ,   北島義盛 ,   塚本健一 ,   藤田美悧

ページ範囲:P.1694 - P.1699

 今回,周産期心筋症の1例を経験した.症例は35歳,3経妊・1経産で,喫煙歴あり,身長162.0 cm,初診時(妊娠33週0日)の体重80.0 kg(BMI 30.5)であった.妊娠高血圧症候群を合併し,妊娠36週1日で経腟頭位分娩し,児は2,320 g,健常で産褥5日目に血圧148/70 mmHg,尿蛋白40.4 mg/dlの状態で退院した.分娩後39日目に急に呼吸苦が出現し受診したところ,血圧230/150 mmHg,脈拍160/分,胸部X線,胸部CTで両側胸水および両肺にすりガラス影や浸潤影を認めた.心臓超音波検査で左室駆出率36%で左室内腔の拡大と全周性の心臓壁の運動低下を認めた.循環器内科に入院後,利尿薬,心房性ナトリウム利尿ポリペプチド製剤の投与を行い,第3病日には呼吸,血圧,脈拍も改善し,第18病日に退院した.心臓血管造影では冠動脈の狭窄はみられず,心筋生検では心筋細胞の軽度肥大と核の異型を認め,周産期心筋症と診断された.

--------------------

投稿規定

ページ範囲:P.1702 - P.1702

著作権譲渡同意書

ページ範囲:P.1703 - P.1703

次号予告

ページ範囲:P.1707 - P.1707

編集後記

著者: 倉智博久

ページ範囲:P.1708 - P.1708

 最近の世界的なビッグニュースといえば,チリのサンホセ鉱山落盤事故の救出劇であろう.33人もの人間が700 mの地下に70日にわたって閉じ込められ,見事に全員救出されました.世界的に景気が低迷し,「グッドニュース」がないなかで,多くの人が喜べる話題で,世界中がこぞって注目したのもうなずけます.事故発生から地上と連絡が取れるまでの絶望的な状況から,その後の長い地下生活を通じて一貫してリーダーシップを発揮し続けたルイス・ウルスアさんの存在も大きかったとされています.

 救出された人たちには,世界中からさまざまな仕事のオファーがあるようです.救出劇の映画化,テレビ出演,コマーシャルへの起用など.しかし,「究極の経験」をした人々が,一人残らず今後の人生を全員がうまく乗り切っていけるとは思われません.今回の経験をうまく利用していける人,さまざまなオファーに自分を見失ってしまう人などさまざまな人間ドラマが続くのでしょう.

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

76巻12号(2022年12月発行)

今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard

76巻11号(2022年11月発行)

今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?

76巻10号(2022年10月発行)

今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識

76巻9号(2022年9月発行)

今月の臨床 胎児発育のすべて―FGRから巨大児まで

76巻8号(2022年8月発行)

今月の臨床 HPVワクチン勧奨再開―いま知りたいことのすべて

76巻7号(2022年7月発行)

今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する

76巻6号(2022年6月発行)

今月の臨床 生殖医療・周産期にかかわる法と倫理―親子関係・医療制度・虐待をめぐって

76巻5号(2022年5月発行)

今月の臨床 妊娠時の栄養とマイナートラブル豆知識―妊娠生活を快適に過ごすアドバイス

76巻4号(2022年4月発行)

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

76巻3号(2022年4月発行)

今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する

76巻2号(2022年3月発行)

今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処―流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療

76巻1号(2022年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科医が知っておきたい臨床遺伝学のすべて

75巻12号(2021年12月発行)

今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?

75巻11号(2021年11月発行)

今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際

75巻10号(2021年10月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術

75巻9号(2021年9月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術

75巻8号(2021年8月発行)

今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識

75巻7号(2021年7月発行)

今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために

75巻6号(2021年6月発行)

今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応

75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

75巻4号(2021年4月発行)

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

75巻3号(2021年4月発行)

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

75巻2号(2021年3月発行)

今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?

75巻1号(2021年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

74巻12号(2020年12月発行)

今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法

74巻11号(2020年11月発行)

今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

74巻9号(2020年9月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?

74巻8号(2020年8月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅰ)―どんなときに小児科の応援を呼ぶ?

74巻7号(2020年7月発行)

今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋

74巻6号(2020年6月発行)

今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ

74巻5号(2020年5月発行)

今月の臨床 エコチル調査から見えてきた周産期の新たなリスク要因

74巻4号(2020年4月発行)

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

74巻3号(2020年4月発行)

今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する

74巻2号(2020年3月発行)

今月の臨床 はじめての情報検索―知りたいことの探し方・最新データの活かし方

74巻1号(2020年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス

73巻12号(2019年12月発行)

今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤

73巻11号(2019年11月発行)

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

73巻10号(2019年10月発行)

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

73巻9号(2019年9月発行)

今月の臨床 産科危機的出血のベストマネジメント―知っておくべき最新の対応策

73巻8号(2019年8月発行)

今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!―漢方診療の新しい潮流をふまえて

73巻7号(2019年7月発行)

今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか

73巻6号(2019年6月発行)

今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺

73巻5号(2019年5月発行)

今月の臨床 妊婦の腫瘍性疾患の管理―見つけたらどう対応するか

73巻4号(2019年4月発行)

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

73巻3号(2019年4月発行)

今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識

73巻2号(2019年3月発行)

今月の臨床 NIPT新時代の幕開け―検査の実際と将来展望

73巻1号(2019年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 エキスパートに学ぶ 女性骨盤底疾患のすべて

72巻12号(2018年12月発行)

今月の臨床 女性のアンチエイジング─老化のメカニズムから予防・対処法まで

72巻11号(2018年11月発行)

今月の臨床 男性不妊アップデート─ARTをする前に知っておきたい基礎知識

72巻10号(2018年10月発行)

今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント─成因から管理法,母児の予後まで

72巻9号(2018年9月発行)

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

72巻8号(2018年8月発行)

今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法

72巻7号(2018年7月発行)

今月の臨床 完全マスター! 妊娠高血圧症候群─PIHからHDPへ

72巻6号(2018年6月発行)

今月の臨床 がん免疫療法の新展開─「知らない」ではすまない今のトレンド

72巻5号(2018年5月発行)

今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

72巻4号(2018年4月発行)

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

72巻3号(2018年4月発行)

今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線

72巻2号(2018年3月発行)

今月の臨床 ホルモン補充療法ベストプラクティス─いつから始める? いつまで続ける? 何に注意する?

72巻1号(2018年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール

71巻12号(2017年12月発行)

今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識

71巻11号(2017年11月発行)

今月の臨床 遺伝子診療の最前線─着床前,胎児から婦人科がんまで

71巻10号(2017年10月発行)

今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで

71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

71巻5号(2017年5月発行)

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

icon up
あなたは医療従事者ですか?