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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科64巻4号

2010年04月発行

今月の臨床 これを読めばすべてわかる―最新の産婦人科超音波診断

II 婦人科領域における超音波診断 [子宮疾患の超音波診断]

3.子宮腺筋症

著者: 赤松信雄1

所属機関: 1姫路赤十字病院

ページ範囲:P.408 - P.411

文献概要

 子宮腺筋症は40歳代に好発し,月経困難症,骨盤痛,過多月経などへの対応が難しいことも多い疾患である.根治的な治療は子宮全摘であるが,閉経前では手術以外の治療で軽快できないかと考える.不妊症では妊娠しやすく,流産しにくくできないかを考えるし,妊娠に合併していれば流早産がなおさら心配である.また,子宮内膜症,子宮筋腫に合併することが多く,そのことが診断,治療に影響する.

参考文献

1)子宮内膜症取り扱い規約 第2部 治療編・診療編 第2版(日本産科婦人科学会編).金原出版,東京,2010
2)医用超音波用語集 第4版(日本超音波医学会編).(社)日本超音波医学会,東京,2005
3)赤松信雄 : 子宮筋腫の診断 画像診断 超音波検査,子宮筋腫の臨床(平松祐司編).pp33-41,(株)メディカルビュー社,東京,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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