文献詳細
今月の臨床 これを読めばすべてわかる―最新の産婦人科超音波診断
III 産科における超音波診断─妊娠初期
文献概要
妊卵の断層像は妊娠のきわめて早期から描出が可能であり,週数単位で変化する妊卵・胎児の形態と大きさはとくに妊娠早期において描出・観察の意義がある.正常妊娠においてはその妊娠週数に相当した大きさないし形態を示す妊卵・胎児の超音波画像を観察できるはずと考えてよく,逆に,ある妊娠週数に相当する妊卵・胎児の形態や大きさを確認することで,その妊娠の妊娠週数を推定することが可能となる.
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