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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科64巻4号

2010年04月発行

文献概要

今月の臨床 これを読めばすべてわかる―最新の産婦人科超音波診断 III 産科における超音波診断─妊娠初期

妊娠初期の胎児形態異常

著者: 増﨑英明1

所属機関: 1長崎大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.545 - P.549

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 妊娠初期に行う超音波検査の目的は,まずは子宮内に生存した胎児が存在することの確認であり,ついで頭殿長や大横径の計測と,その計測値に基づく妊娠週数の確定である.多胎妊娠の際の膜性診断や付属器腫瘤の評価などがそれに継ぐ.胎児形態異常のスクリーニング検査は妊娠中期に行うが,一部の大奇形については,妊娠初期に偶発的に見つかることがある.ここでは妊娠初期に見つかることのある胎児形態異常について解説する.

参考文献

1)増﨑英明 : 臨床産科超音波診断,改訂2版.メディカ出版,大阪,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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