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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科65巻1号

2011年01月発行

文献概要

今月の臨床 胎児心拍数モニタリング

胎児心拍数波形の実例と判読の演習

著者: 林永修1 池田智明1

所属機関: 1国立循環器病研究センター病院周産期婦人科部

ページ範囲:P.40 - P.43

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症例1

 1. 症例背景

 21歳.初産婦.拘束型心筋症合併妊娠,妊娠36週0日.

 小学生時代,心機能異常を指摘されるも,受診を自己中断していた.妊娠初期に内科を受診し,心エコーにて両心房の著明な拡大,左室拡張障害,肺高血圧を認めた.拘束型心筋症の疑いが強く,妊娠の中断を勧められたが,本人および夫は妊娠継続を強く希望し,セカンドオピニオンを含め,当院紹介となった.

参考文献

1) 池田智明 : 胎児心拍数モニタリング集中トレーニング.メディカ出版,2010
2) 池田智明 : プラクティカルCTG解読─日産婦新基準による分娩時の胎児管理.母性衛生50 : 68,2009
3) 桂木真司,池田智明 : 分娩監視装置モニターの読み方─分娩時リアルタイムマネージメント.産婦治療96 : 707─713,2008
4) 富松拓治,光田信明,村田雄二 : 分娩中の胎児仮死の判定と対応.産婦治療78 : 213─220,1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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