文献詳細
今月の臨床 胎児心拍数モニタリング
文献概要
症例1
1. 症例背景
21歳.初産婦.拘束型心筋症合併妊娠,妊娠36週0日.
小学生時代,心機能異常を指摘されるも,受診を自己中断していた.妊娠初期に内科を受診し,心エコーにて両心房の著明な拡大,左室拡張障害,肺高血圧を認めた.拘束型心筋症の疑いが強く,妊娠の中断を勧められたが,本人および夫は妊娠継続を強く希望し,セカンドオピニオンを含め,当院紹介となった.
1. 症例背景
21歳.初産婦.拘束型心筋症合併妊娠,妊娠36週0日.
小学生時代,心機能異常を指摘されるも,受診を自己中断していた.妊娠初期に内科を受診し,心エコーにて両心房の著明な拡大,左室拡張障害,肺高血圧を認めた.拘束型心筋症の疑いが強く,妊娠の中断を勧められたが,本人および夫は妊娠継続を強く希望し,セカンドオピニオンを含め,当院紹介となった.
参考文献
1) 池田智明 : 胎児心拍数モニタリング集中トレーニング.メディカ出版,2010
2) 池田智明 : プラクティカルCTG解読─日産婦新基準による分娩時の胎児管理.母性衛生50 : 68,2009
3) 桂木真司,池田智明 : 分娩監視装置モニターの読み方─分娩時リアルタイムマネージメント.産婦治療96 : 707─713,2008
4) 富松拓治,光田信明,村田雄二 : 分娩中の胎児仮死の判定と対応.産婦治療78 : 213─220,1999
掲載誌情報