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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科65巻3号

2011年03月発行

雑誌目次

今月の臨床 絨毛と胎盤をめぐる新知見

絨毛の発生・絨毛細胞の生物学

著者: 工藤美樹

ページ範囲:P.201 - P.205

はじめに

 ヒト胎盤は血絨毛性胎盤で母体血液と直接に接する絨毛組織の最外層は多核合胞体細胞塊(シンシチウム,シンシチオトロフォブラスト)構造を有している.このシンシチオトロフォブラストは多彩な機能をもつ細胞で,正常な胎児発育に必要な胎盤機能の中心的な役割を果たしている.このシンシチオトロフォブラストは下層に存在する単核のサイトトロフォブラスト同士が細胞融合することによって形成される.

絨毛性疾患の病態・病因論

1.胞状奇胎・侵入奇胎

著者: 大場隆 ,   三好潤也 ,   片渕秀隆

ページ範囲:P.207 - P.213

はじめに

 胞状奇胎をはじめて記載したのは紀元前400年のヒポクラテスとされる1).ほとんど医学の歴史とともにあったこの疾患の臨床と基礎それぞれについて,ここ十数年の間に新しい知見が得られている.臨床面では,医学の発達に伴い,われわれ産婦人科医が遭遇する胞状奇胎の臨床像が変容し,診断を行ううえでこれまでの取り扱いでは対応できない問題点が生じてきた.また細胞遺伝学の発展により,胞状奇胎の発生にはインプリンティング異常がかかわっていることがわかってきた.本稿では,胞状奇胎の病態・病因それぞれについて最近の知見を紹介する.

2.PSTT・存続絨毛症

著者: 山本英子 ,   吉川史隆

ページ範囲:P.214 - P.219

はじめに

 正常の絨毛細胞は組織学的に,合胞体栄養膜細胞(syncytiotrophoblast : ST),細胞性栄養膜細胞(cytotrophoblast : CT),中間型栄養膜細胞(intermediate trophoblast : IT)に分類される.ITはさらに絨毛内IT(villous IT),絨毛外として内膜着床部でみられる着床部IT(implantation site IT)と絨毛膜無毛部の絨毛膜型IT(chorionic-type IT)に分類される.絨毛性疾患とはこれら絨毛細胞の異常ないし異型増殖により肉眼的,組織学的に異常をきたした疾患の総称であり,わが国では胞状奇胎,存続絨毛症,絨毛癌,胎盤部トロホブラスト腫瘍(placental site trophoblastic tumor : PSTT)の4つに分類される1)

3.絨毛癌

著者: 井箟一彦 ,   馬淵泰士 ,   南佐和子

ページ範囲:P.220 - P.223

はじめに

 絨毛癌は,胎盤の絨毛を構成する栄養膜細胞(トロホブラスト)が悪性化(malignant transformation)して発生する癌である.絨毛癌は一般に増殖能,浸潤能が旺盛で,早期より肺,脳,肝など全身の臓器に血行性転移を起こしやすい悪性度の強い腫瘍であるが,一方,化学療法に対する感受性が非常に高いという特徴を有する.1960年代にはわが国でも絨毛癌の死亡率は50%を超えていたが,先行妊娠となる胞状奇胎管理の確立,化学療法の進歩,腫瘍マーカーであるhCGの検査法改良などにより,1990年代以後はその寛解率は85~90%となり,過去40年間に最も治療成績が向上した固形癌といえる.

 絨毛癌は妊娠時のトロホブラストに由来する妊娠性絨毛癌と,胚細胞腫瘍または他癌からの分化異常に由来する非妊娠性絨毛癌の2つに分類される.妊娠性絨毛癌の場合は父方の抗原を有する移植腫瘍とみなすことができ,免疫学的にも興味深い腫瘍である.本稿では主に妊娠性絨毛癌について,その病因,病態,治療について解説する.

4.絨毛性疾患の病理診断

著者: 福永真治

ページ範囲:P.225 - P.229

絨毛性疾患(trophoblastic disease)

胞状奇胎(hydatidiform mole)

 胞状奇胎は絨毛においてトロホブラストの異常増殖と間質の浮腫を示す病変をいう.全胞状奇胎(全奇胎),部分胞状奇胎(部分奇胎),侵入奇胎に分けられる1).超音波検査の普及に伴い異常妊娠や奇胎が早期(12週以下)に掻爬され,絨毛の浮腫やトロホブラストの増殖が軽度のことが多く診断は容易ではない.肉眼的,組織学的にも全奇胎が部分奇胎,部分奇胎が水腫性流産と誤診されやすい傾向にある2, 3).通常,奇胎では嚢胞は2 mm以上であるが,それ以下の奇胎,それ以上の水腫性流産もあり,肉眼のみならず組織学的検討が必須である.それぞれに特徴的な組織所見はなく総合的な判断が要求される.

周産期疾患と絨毛

絨毛侵入障害と周産期疾患

著者: 吉村秀一郎 ,   三浦清徳 ,   増﨑英明

ページ範囲:P.230 - P.235

はじめに

 胎盤はガス交換・物質交換の場であり,胎児の発育に必要な栄養および酸素を母体から供給されている.この機構の障害は胎児発育に影響を及ぼすだけでなく,児の生命危機に直結するといっても過言ではない.本稿では,胎盤における絨毛進入障害ついて述べるとともに病的な状態での周産期疾患について言及する.また,当教室で行ってる胎盤機能を推定する非侵襲的な検査法〔胎盤由来mRNA(cell-free placental-mRNA : cfp─mRNA)〕について若干の考察を加えた.

絨毛研究最前線

1.胞状奇胎の発生機構

著者: 兼城英輔 ,   和氣徳夫

ページ範囲:P.237 - P.241

はじめに

 胞状奇胎は胎盤のもとになる絨毛組織が正常に発育せず,絨毛が嚢胞化する異常妊娠で,全胞状奇胎(全奇胎)および部分胞状奇胎(部分奇胎)に大別される.東アジア地域では欧米に比して胞状奇胎の発生頻度が高く,わが国では1,000妊娠当たり1.2~2.0の発生頻度と報告されている.

 胞状奇胎のうち全胞状奇胎は10%が侵入奇胎を,2~3%が絨毛癌を続発することが知られており,奇胎娩出後も厳重な経過観察が必要である.一方,部分奇胎からの侵入奇胎の続発率は1%と報告されている.現行の絨毛性疾患取扱い規約1)においては,短径2 mmを超える嚢胞化絨毛を肉眼的に認めることが胞状奇胎の診断基準であり,組織学的検査の併用による診断の確認が推奨されている.さらにほぼすべての絨毛が肉眼的に嚢胞化しているものが全胞状奇胎,一部の絨毛が嚢胞化しているもの,または胎芽,胎児,臍帯を認めるものは部分胞状奇胎と診断されている.

2.胎盤形成のエピジェネティクス

著者: 秦健一郎

ページ範囲:P.243 - P.247

はじめに

 2003年に終了したヒトゲノム計画は,10年以上の月日と数十億ドルをかけた国家プロジェクトであったが,同計画の成果により,遺伝子解析は劇的に身近なものとなった.今日では,DNAを解析業者に渡してしまえば,およそ2か月・500万円で全塩基配列解析が終了する.さらにこれから数年で,解析費用は1,000ドル程度に値下がりすることがほぼ確実視されている.実験の手間と費用のみに関していえば,全塩基配列解析はもはや特殊な検査ではなくなってきた.

 その一方で,たとえ全塩基配列が解読されたとしても,解明できない生命現象や疾患が多数存在する.さらなる医学の発展には,いわゆるポストゲノムシークエンス時代の新たな研究分野の進展が不可欠である.そこで本稿ではエピジェネティクスを取り上げ,胎盤の発生分化に関与するエピジェネティクスの基礎と,疾患との関連についての知見を紹介する.

3.絨毛細胞とオートファジー

著者: 中島彰俊 ,   山中美樹子 ,   島友子 ,   斎藤滋

ページ範囲:P.248 - P.253

はじめに

 自然流産,妊娠高血圧症候群(pregnancy-induced hypertension : PIH),子宮内胎児発育遅延など周産期合併症の多くは胎盤形成と密接に関係していることがわかってきている.しかしながら,胎盤形成不全がなぜ起こるかの詳細については不明な点が多い.なかでも,ヒトの胎盤形成過程において絨毛外栄養膜細胞(extravillous trophoblast : EVT)が母体子宮内に浸潤しらせん動脈をremodelingする過程は必須であり,接着因子,サイトカイン,プロテアーゼ,成長因子などがさまざまな形でその制御機構にかかわることが報告されているが,不明な点も多く残されている.今回われわれは,今までとは違ったアプローチとして,細胞自身が持つオートファジー(自食作用)という機構に注目し,EVT浸潤の解明に迫った.

4.絨毛細胞におけるマイクロRNA

著者: 菊池邦生 ,   石橋宰 ,   竹下俊行 ,   瀧澤俊広

ページ範囲:P.254 - P.259

はじめに

 マイクロRNA(microRNA : miRNA)は約22塩基からなる蛋白質をコードしない機能性低分子RNAである.その機能は,相補的な配列をもつ標的の遺伝子(mRNA)に結合し,その発現を調節することで,さまざまな生理学的・病理学的現象に関与していることが知られている.癌をはじめとする多くの疾患において特徴的な機能を果たしていることが明らかにされつつあり,胎盤特異的に発現するmiRNAも見出され,産婦人科領域において注目されている.

5.栄養膜幹細胞

著者: 中西もも ,   田中智

ページ範囲:P.260 - P.265

はじめに

 マウス栄養膜幹(trophoblast stem : TS)細胞は,1998年に初めて作製された1).TS細胞と通常胚のキメラマウスを作ると,TS細胞由来の細胞は胎盤全体に寄与する.反対に,胚性幹(embryonic stem : ES)細胞は胎仔本体を構成するすべての細胞に分化するが胎盤の栄養膜細胞には分化しない2)(図1).TS細胞は胎盤を構成する栄養膜細胞のすべてのサブタイプに分化する能力を持つために,その研究は胎盤の発生やその際に生じる疾患に対する理解を深めるための手段となる.TS細胞の樹立により,発生過程における栄養膜細胞系列の分化を培養条件下で模倣し,かつ大量に試料を得ることが可能となった.胎盤の発生,栄養膜細胞の分化制御機構を明らかにするうえで,TS細胞は大変有用なツールである.

 本稿ではマウスTS細胞の,主にエピジェネティクスにかかわる最新の知見を紹介する.

連載 病院めぐり

千葉西総合病院

著者: 廣瀬一浩

ページ範囲:P.268 - P.268

 江戸川を隔てて東京に隣接する千葉県松戸市にある当院は,開院20年を迎えた病床数408(産婦人科ベッド数40),29診療部門の徳州会系の総合病院です.当院は全国有数の臨床実績を持つ循環器・心臓血管外科が有名ですが,産婦人科も地域医療を担うべく日々努力を重ねております.

 年間分娩数は781例ですが,松戸市の分娩施設は5施設と近接他市(2~3施設)に比し充実しており,新規産婦人科病院の参入などもあって漸減傾向にあります.開腹手術は年287例,そのうち緊急開腹手術は60例で帝王切開,婦人科良性腫瘍などの開腹手術や腟式手術はもとより,悪性腫瘍に関しても可能な限り治療を行っております.また腹腔鏡手術も患者のニーズに対応し増加しております.近年,入院期間の短縮は必然の結果として産婦人科病床占有を困難とし,24時間救急病院の当院においては救急・循環器・内科をはじめあらゆる女性患者が空床を埋めるため,その結果,分娩希望者の減少にもつながるのはやむを得ないとして,助産師スタッフの奮闘ぶりには頭が下がります.

Estrogen Series・93

黄体ホルモンの名称について : Progesterone,Progestins,Progestogensの3種の名称による区別

著者: 矢沢珪二郎

ページ範囲:P.269 - P.269

 米国では黄体ホルモンを示す用語に,progestogens,progesterone,progestinsの3種があるが,日本語の論文では,この3種の用語は必ずしも区別されては使用されていないようにみえる.今回は北米更年期学会(NAMS)が発行した更年期医学のテキストからこれら3種の用語の相違を見てみたい1).以下にみるこれらの用語の定義はいわば世界標準となっているものである.

教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール

癌性腹膜炎が疑われた結核性腹膜炎の1例

著者: 高野忠夫 ,   石橋ますみ

ページ範囲:P.272 - P.276

症 例

■患者 30歳代女性,未婚,0妊0産.

■主訴 4か月前からの腹痛.

■既往歴 10歳時,虫垂切除術.

■現病歴

 持続する腹痛を主訴に近医消化器内科を受診した.消化管精査にて異常を認めなかった.クラミジア抗体が陽性であったため抗菌薬治療を受けたが,下腹部痛は軽快しなかった.超音波断層法にて腹水貯留を認めたため,腹部・骨盤CTおよびMRIを施行した.画像所見から卵巣癌,癌性腹膜炎を疑われ,当科紹介となった.

原著

子宮頸部初期病変に対するLEEP法による円錐切除術の検討―ループ型電極とニードル型電極の比較

著者: 我妻理重 ,   三浦伶史 ,   湊敬廣 ,   濱田裕貴 ,   松本大樹 ,   吉田祐司

ページ範囲:P.279 - P.282

 子宮頸部初期病変に対してLEEP法による円錐切除術を行った112例において,その有用性を検討するとともにループ型電極を用いた場合とニードル型電極を用いた場合とでの治療成績の比較を行った.

 術後病理診断の結果,CIN3+AISが1例,CIN2もしくはCIN3が91例,Invasive ca.Ia1が11例,Ia2が1例,Ib1が8例であった.上皮内病変症例(92例)のうち完全切除例は90例(98%),そのうち再発が3例(3%)であり,治癒率(完全切除かつ再発なしの割合)は95%(87/92例)であった.上皮内病変完全切除例における再発率はループ型群11%(3/27例),ニードル型群0%(0/63例)であったが有意差はみられなかった(Log-rank test ; p=0.28).ニードル型電極を用いて行った症例の治癒率は98%(63/64例)で,ループ型の86%(24/28例)より高値であったが,観察期間に差があるため予後への寄与は不明であり,さらなる症例の蓄積と長期間の観察が必要と考えられた.

後腹膜リンパ節郭清後のリンパ流路の検討―側副路は存在するのか?下肢リンパ浮腫を起こさない方法は?

著者: 晴山仁志 ,   伊藤公美子 ,   羽田健一 ,   川西康之 ,   箱山聖子 ,   山村満恵 ,   内田亜紀子 ,   早貸幸辰 ,   平山恵美 ,   及川衞 ,   奥山和彦

ページ範囲:P.283 - P.290

 婦人科悪性腫瘍の後腹膜リンパ節郭清によって引き起こされる重篤な合併症の1つである下肢リンパ浮腫は,いったん重症化すれば日常生活が著しく妨げられ,QOLを損なう.

 従来から,リンパ節郭清後に側副路が形成されることは指摘されていたが,その詳細は不明である.そこで今回,リンパ管シンチグラフィを用いて,後腹膜リンパ節郭清後の側副路を含めたリンパの走行を検討した.

 その結果,主たる下肢のリンパ流は深鼠径リンパ節に至り,リンパ液が骨盤部のリンパ節を摘出したスペースに流れ,腸骨血管,腹部大血管に沿って側副路が発達すると推測された.また,深鼠径リンパ節と骨盤部を連結している外鼠径上リンパ節を温存することにより,外鼠径上リンパ節の保護されたリンパ管枝から側副路が形成されることが推測され,下肢リンパ浮腫の軽減・予防に寄与すると考えられた.

お知らせ

第29回日本産婦人科感染症研究会学術集会

ページ範囲:P.213 - P.213

会 長 : 下屋浩一郎(川崎医科大学産婦人科学)

日 時 : 平成23年6月4日(土)9 : 00~17 : 00

場 所 : 倉敷市芸文館(岡山県倉敷市中央1─18─1)

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投稿規定

ページ範囲:P.292 - P.292

著作権譲渡同意書

ページ範囲:P.293 - P.293

バックナンバー

ページ範囲:P.295 - P.295

アンケート用紙

ページ範囲:P.296 - P.296

次号予告

ページ範囲:P.298 - P.299

編集後記

著者: 倉智博久

ページ範囲:P.300 - P.300

 一昨年,戦後初の本格的な政権交代というふれこみで始まった政権なのに,最近の民主党政権の低迷,迷走ぶりには目を覆いたくなるものがあります.鳩山前首相は理想論を,何の勝算もなく,また,根回しもないまま,公に振りかざしていき詰まり,結局はそれまでに積み上げてきたものも台無しにしてしまうという,稚拙な政権運営で,結局首相の座を放棄してしまいました.沖縄の米軍基地問題がその最たるものでしょう.続く,菅政権に期待が集まったものの,これも期待はずれであったと,言わざるをえません.最近,有明海干拓事業の中止などで指導力と決断力を発揮しようとしたものの,小沢一郎の国会招致問題にしてもパワー不足は否めませんし,鳩山前首相がかき回してしまった沖縄の基地問題は収拾されそうにありません.

 朝日新聞の2010年12月29日付けの社説には「斜陽の年─興隆,衰退そして再生へ」という興味深い記事が掲載されています.1945年終戦で「日本ちゃん」が誕生し,19歳でオリンピック,25歳では万博を開催し,40歳で対外純資産が世界一となったものの,40歳後半でバブルが崩壊,50歳ごろから病気がちとなり,小泉改革という劇薬も効なく65歳の現在に至るというストーリーです.

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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