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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科66巻1号

2012年01月発行

雑誌目次

今月の臨床 ワンランク上の漢方診療

ページ範囲:P.5 - P.5

漢方医学の基礎知識

1.漢方的診察・診断法

著者: 嶋田豊

ページ範囲:P.6 - P.12

●瘀血(おけつ)は「血の流通に停滞をきたした状態」で,婦人科更年期障害では特に重要な概念である.

●婦人科領域での漢方診療においては,陰陽,虚実,気血水,五臓などの概念で個々の患者の病態をとらえ,治療にあたることが肝要である.

2.〈証〉を理解する

著者: 石野尚吾 ,   石野博嗣 ,   久光正

ページ範囲:P.14 - P.21

●漢方医学とは,古来日本に伝えられた中国医学が,独自の発展をとげたものである.

●漢方医学の特徴の1つに腹診があり,腹壁の緊張,筋肉の状態,圧痛の有無などにより全身状態を判断する.

●証の決定は,西洋医学での病名診断と治療方針の決定を一体に行う操作である.

3.漢方療法のエビデンス―Evidence-based Kampo medicine

著者: 髙松潔 ,   小川真里子

ページ範囲:P.23 - P.31

●漢方療法は産婦人科領域において頻用されており,その有用性にコンセンサスが得られている.

●EBMの観点からは,漢方療法のエビデンスはいまだ十分とは言いがたい.

●近年,EBMを志向した研究も行われている.

●今後,質の高いエビデンスに基づいた漢方療法(Evidence-based Kampo medicine)が確立することが期待される.

漢方処方の実際

1.女性不妊・排卵障害

著者: 安井敏之

ページ範囲:P.33 - P.41

●漢方製剤を用いた女性不妊治療では,東洋医学的,西洋医学的にそれぞれの観点から漢方製剤の効果や作用を知っておくことが必要である.

●東洋医学的に不妊・排卵障害を考えると,冷え,ストレス,胃腸障害などが原因として挙げられる.

2.男性不妊

著者: 小宮顕 ,   渡部明彦 ,   川内葉子 ,   布施秀樹

ページ範囲:P.43 - P.49

●男性不妊の原因の90%以上が造精機能障害であり,そのうち半数以上が原因のはっきりしない特発性造精機能障害である.

●特発性造精機能障害における漢方治療では,虚証の場合は補中益気湯,八味地黄丸,牛車腎気丸が,実証の場合は柴胡加竜骨牡蛎湯が用いられる.

3.不育症

著者: 高桑好一

ページ範囲:P.51 - P.55

●抗リン脂質抗体陽性不育症に対する柴苓湯の投与は,病態改善に有利に作用する.また,抗血小板作用のある低用量アスピリンを併用することでより合理的な処方となる.

●柴苓湯の副作用,および副腎皮質ステロイドホルモンを使用する場合はその副作用にも注意する.

4.月経前症候群

著者: 対馬ルリ子

ページ範囲:P.56 - P.61

●月経前症候群(PMS)への治療では,心身の症状を包括的に把握し,女性ホルモン治療,漢方薬,カウンセリング,向精神薬などを組み合わせた総合的な治療が効果的である.

●PMSの漢方療法においては,瘀血と気の異常に対して効能のある加味逍遥散が多く使われる.

5.月経困難症

著者: 森裕紀子 ,   花輪壽彦

ページ範囲:P.62 - P.66

●婦人科の漢方診療においては,頻用される婦人科三大処方の当帰芍薬散,加味逍遥散,桂枝茯苓丸をまずおさえる.

●月経困難症の症状の軽減には数周期以上必要なこともあるため,月経痛の予兆直後や予兆前から併用薬を開始する.

●治療には漢方薬だけでなく,冷えへの対処や食事など生活習慣の改善も必要である.

6.更年期障害―hot flushを中心に

著者: 武田卓

ページ範囲:P.68 - P.71

●閉経周辺期からの更年期障害を始めとする,中高年女性の不定愁訴に対して,産婦人科領域においては漢方療法がしばしば選択されてきた.

●漢方療法の持つ全人的医療の特性を生かし,現代医学との組み合わせにより,更年期女性のさらなるQOL向上が期待される.

7.更年期のうつ

著者: 後山尚久 ,   藤原佳子 ,   藤原祥子

ページ範囲:P.72 - P.77

●更年期女性のうつに対する漢方薬療法としては,加味逍遥散,半夏厚朴湯,加味帰脾湯,柴朴湯,柴胡加竜骨牡蛎湯,黄連解毒湯,補中益気湯などが有効である.

●西洋薬である抗うつ薬の副作用軽減の目的でも漢方薬の効果が認められる.

8.筋肉痛・神経痛―がん化学療法時の副作用対策として

著者: 日高隆雄

ページ範囲:P.79 - P.83

●パクリタキセルやドセタキセルなどのタキサン系薬剤を用いたがん化学療法において,早期からの芍薬甘草湯の併用が副作用である神経障害性疼痛を緩和する.

●芍薬甘草湯投与中の患者では,副作用である偽アルドステロン症の出現に注意し,血清カリウム値の定期的なチェックが必要である.

9.産婦人科周術期管理における漢方薬の役割―腸管管理を中心に

著者: 加藤育民

ページ範囲:P.84 - P.90

●周術期の管理目標は,術後合併症の低減,全身状態の早期回復と早期退院である.そのためには,西洋治療と漢方療法を併用することが,その近道と考えられる.

●漢方療法は,手術による直接的あるいは間接的な臓器の機能異常に対して補助的な効果が期待でき,周術期において,全身状態の改善,術後愁訴ならびに合併症の治療に有用である.

連載 Estrogen Series

早産予防のためのプロゲステロンの使用(1)

著者: 矢沢珪二郎

ページ範囲:P.91 - P.91

 早産の発生は米国では依然として減少せず,全分娩の約12%を占める.早産リスクを高めている要因には,早産の既往,多胎,頸管長の短縮などがある.

 最近,早産予防のためのプロゲステロン製剤の有効性に関して注目が集まっている.今回は米国産婦人科医会(ACOG)のCommittee Opinionから,この問題を抄訳してみた1)

FOCUS

進みつつある子宮頸がんワクチンの普及と今後の展望

著者: 吉川裕之

ページ範囲:P.92 - P.97

はじめに

 子宮頸がん予防のためのヒトパピローマウイルス(human papillomavirus : HPV)ワクチンとして,2価ワクチン(HPV2,サーバリックス®)が2009年11月に,4価HPVワクチン(HPV4,ガーダシル®)が2011年7月にわが国で承認された.産婦人科診療ガイドライン─婦人科外来編では,10~14歳の少女が最優先に推奨され(推奨レベルA),次に推奨されるのが26歳までの女性で(推奨レベルA),45歳までの女性にも推奨する価値がある(推奨レベルB)としている.

 2010年11月からは公費助成(平成22,23年度ワクチン接種緊急促進事業 : 表1)が始まり,多くの地域では中一から高一を対象に開始されており(2011年9月末までは高二も),2011年10月末で接種率は50%以上となったとされている.平成24年度以降の継続が期待されていたが,2011年12月に継続が決定された.

 HPVでは約15の型(16,18,31,33,35,39,45,51,52,56,58,59,68型など)が,発がん性HPVとして知られ,子宮頸癌で最も高頻度(約50%)に検出されるのはHPV-16であり,次いで約20%がHPV-18である.子宮頸癌の原因とはならないHPVとしては,尖圭コンジローマの原因であるHPV-6,HPV-11がある.HPV2(2価ワクチン)はHPV-16/18,HPV4(4価ワクチン)はHPV-6/11/16/18のウイルス様粒子(virus-like particle : VLP)を含有している.

 臨床試験で予防が確認されたのは,HPV-16/18の持続感染と癌直前の前がん病変であるCIN2/3, AIS発生についてであり,未感染者には100%近い効果がある1, 2).臨床治験では16~25歳を対象としているが,一般診療で同年代にワクチンを接種する場合に100%近い効果があると誤解してはならない.ワクチン接種前にHPV-16やHPV-18に感染している場合には効果はない.

Obstetric News

切迫早産―抗菌薬療法の有効性

著者: 武久徹

ページ範囲:P.98 - P.99

 潜在性性器感染が早産の原因の1つであることは明らかである.しかし,切迫早産の症状がある妊婦に早産予防目的で抗菌薬を使用すれば,妊娠週数延長や新生児罹患・死亡を減少させるうえで利点があるという信頼できる研究はない.

 コクランレビューで,妊娠36週以前で未破水妊婦の早発陣痛を抑制する目的で,子宮収縮抑制剤と予防的抗菌薬併用の効果を検討したものがある.11研究(7,000人以上)が対象になっている(King J&Flenady V. Cochrane Database Syst Rev. 2002).この解析は,広域スペクトラムの経口抗菌薬が使用された1つの大規模研究に大きく影響されている(研究対象者数は,後述のORACLE IIだけで,10研究合計の6倍).その結果,抗菌薬非使用群に比べ,抗菌薬使用群で妊娠週数延長,もしくは,治療開始後48時間以内の分娩,妊娠36または37週未満の分娩,周産期死亡,呼吸窮迫症候群,新生児敗血症,または新生児罹患の有意な減少は見られなかった.しかし,予防的抗菌薬使用によって,母体感染(絨毛膜羊膜炎,子宮内膜炎)の有意な減少(26%減少)が見られた.

教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール

妊娠高血圧症候群による肺水腫を合併した周産期心筋症の1例

著者: 上西園幸子 ,   茂田博行

ページ範囲:P.100 - P.104

症例

患者 25歳,1経妊0経産.

主訴 呼吸困難感.

既往歴 特記事項なし.

現病歴

 自然妊娠による2絨毛膜2羊膜性双胎であり,近医にて妊娠26週まで妊婦健診を受けていたが,特に異常を指摘されていなかった.妊娠26週5日に当院初診.初診時には血圧121/74 mmHgと高血圧を認めなかった.妊娠32週2日に血圧143/85 mmHgと高値を認め,自宅血圧測定の指導を行った.また,経腟超音波検査にて頸管長が22 mmと短縮しており,明らかな子宮収縮やfunnelingを認めなかったものの,双胎妊娠であることも考慮し,塩酸リトドリン15 mg/日の内服を開始した.妊娠33週3日より呼吸困難を自覚したため,翌日当科を受診した.

症例

左卵巣腫瘍のautoamputationによると考えられた遊離卵巣腫瘍の1例

著者: 朝野晃 ,   島崇 ,   早坂篤 ,   渡邊マリア ,   鈴木博義 ,   小澤信義 ,   和田裕一

ページ範囲:P.105 - P.108

要旨

 症例は47歳で,子宮がん検診時に右卵巣腫瘍を指摘され受診した.超音波検査およびMRIで,子宮の右腹側に径8 cmの嚢胞性腫瘤を認め,右卵巣腫瘍の診断で腹腔鏡下に手術を施行した.手術時左卵巣は索状で,右卵巣は正常大であった.膀胱子宮窩右寄りの腫瘍は,腫瘍前壁と壁側腹膜に索状の癒着を認めたため,癒着を剝離し摘出した.腫瘍は茎捻転後にautoamputationにより遊離し,腹膜に癒着した左卵巣腫瘍と思われ,病理診断は成熟嚢胞性奇形腫であった.autoamputationした遊離卵巣腫瘍はまれであるが,卵巣腫瘍の鑑別診断として考慮する必要があると思われた.

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アンケート用紙

ページ範囲:P.109 - P.109

投稿規定

ページ範囲:P.110 - P.110

著作権譲渡同意書

ページ範囲:P.111 - P.111

バックナンバー

ページ範囲:P.112 - P.112

次号予告

ページ範囲:P.113 - P.113

編集後記

著者: 倉智博久

ページ範囲:P.114 - P.114

 最近の話題は,経済に関連することが目立ちます.何と言っても世界的な関心事は,ヨーロッパの経済危機です.ユーロの凋落は目に余るものがあり,ギリシャの経済危機はどうしたら乗り越えられるのか,想像を絶する状況ですし,それに続いて,イタリア,スペインという大国の経済も危ない状況と聞きますと暗然たる気持ちになります.これらの南欧諸国は,ギリシャ文化,ローマ帝国そして,無敵艦隊を誇った国々であることを考えると,国家の栄枯盛衰を感じざるを得ません.今や,経済は世界中の共有物であり,ヨーロッパで大きな経済的問題が起こると,わが国も米国や中国も他人事ですまないのです.

 そのわが国でも,大きな問題が起こっています.大王製紙の問題は,あまりにも単純でお粗末な話ですが,オリンパスはわれわれにも馴染みの会社の問題だけに余計関心を惹かれます.ともに,海外から見ると,まさに会社として「とんでもない」出来事で,会社のガバナンスの強化が叫ばれ,やっとわが国でも「社外取締役」を義務化しようという動きが出ています.オリンパスの問題で驚かされるのは,その問題の国際的な広がりです.解雇された元社長のウッドフォード氏が英国人であったこともさることながら,米国ではFBIも関心を寄せ,米国のオリンパス証券購入者から訴訟が提訴されるという国際的な大問題であるということにも驚かされます.

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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