文献詳細
今月の臨床 ワンランク上の漢方診療
漢方処方の実際
文献概要
●月経前症候群(PMS)への治療では,心身の症状を包括的に把握し,女性ホルモン治療,漢方薬,カウンセリング,向精神薬などを組み合わせた総合的な治療が効果的である.
●PMSの漢方療法においては,瘀血と気の異常に対して効能のある加味逍遥散が多く使われる.
●PMSの漢方療法においては,瘀血と気の異常に対して効能のある加味逍遥散が多く使われる.
参考文献
1) 産婦人科用語集・用語解説集 改訂第2版 : 日本産婦人科学会編,p157,金原出版,東京,2008
2) American Psychiatric Association : Diagnostic and statistical manual of mental disorders,4th edu.(DSM-IV)APA, Washington, D.C., 1994
3) 女性総合外来からみたストレス度合および生活背景とPMS診療 : 関根美香,関根さおり,対馬ルリ子 : 第回日本性差医療学会発表.2011年,2月
4) 田坂慶一,他 : PMS/PMDDに対するアンケート調査報告.産婦の進歩58 : 317,2006
5) 牧田和也,堀口 文,青木大輔,吉村泰典 : 月経前症候群の漢方治療.産婦治療92(増刊号) : 688,2006
6) 対馬ルリ子 : 月経前緊張症の漢方治療.産婦治療98 : 56─60,2009
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