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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科66巻10号

2012年09月発行

雑誌目次

今月の臨床 子宮内膜症の薬物療法─薬物特性の理解と個別化治療

ページ範囲:P.815 - P.815

子宮内膜症薬物療法の歴史的推移

著者: 神崎秀陽

ページ範囲:P.816 - P.821

●子宮内膜症に対する薬物療法は性ステロイドホルモンが合成された1940年代から始められた.

●プロゲスチン療法とEP製剤による偽妊娠療法は,OCの開発と普及で中用量から低用量へと推移してきた.

●以後,ダナゾール,GnRHアナログといった新たな薬物の登場で,治療法はさらに変遷してきた.

●2000年以降,避妊目的で認可された低用量OCが急速に普及し,さらに保険収載された新たなプロゲスチンや低用量OCの一部が,GnRHアナログとともに,現在の薬物療法の主流となっている.

症状改善薬の特性と使い方

1.鎮痛薬

著者: 石原理 ,   菊地真理子 ,   木村真智子 ,   梶原健 ,   岡垣竜吾

ページ範囲:P.822 - P.827

●COX阻害薬であるNSAIDsは子宮内膜症の疼痛管理に有用で,特にCOX-2へ選択性の高い薬剤が注目される.

●子宮内膜症の進展にCOX-2およびその代謝産物が関与する可能性が示唆されている.

●LT代謝産物は,子宮内膜症の疼痛と進展に関与する可能性があるが,LT阻害薬やLT受容体阻害薬の有用性について十分なエビデンスはない.

2.漢方薬

著者: 武田卓

ページ範囲:P.828 - P.832

●女性三大処方を中心に「駆瘀血剤」を運用する.

●鎮痛作用のある芍薬甘草湯,安中散を頓用で併用する.

●子宮内膜症治療薬の副作用対策としての漢方治療も可能であり,それぞれの子宮内膜症治療薬の特性を理解したうえでの漢方治療が効果的である.

内分泌療法薬の有用性と問題点

1.EP製剤(LEP)

著者: 谷口文紀 ,   原田省

ページ範囲:P.835 - P.840

●LEPはNSAIDsと並んで,子宮内膜症に伴う月経困難症に対する第一選択の薬剤として用いられる.

●思春期の機能性月経困難症は子宮内膜症のリスクファクターであり,将来の進行予防のために,NSAIDs投与で軽快しない場合にはLEP治療を勧める.

●LEP治療後のVTE発症は,多くの場合使用開始後4か月以内にみられる.

2.プロゲスチン,ダナゾール

著者: 岸裕司 ,   峯岸敬

ページ範囲:P.841 - P.846

●子宮内膜症治療に使用されるプロゲスチンのうち,代表的なものはジエノゲストである.

●ジエノゲストは,プロゲステロン受容体選択性が高く,活性も高く,GnRHアナログに比肩する高い有効性をもつ.

●ジエノゲストの最大の副作用は,ほぼ必発の不正出血であり,この軽減のため,投与法の工夫が行われている.

●ダナゾールは子宮内膜症治療に有効な薬剤であるが,その副作用や,新たな薬剤の登場により,臨床での使用頻度は減少している.

3.GnRHアナログ

著者: 丸山哲夫

ページ範囲:P.847 - P.851

●GnRHアナログには,GnRHアゴニストとGnRHアンタゴニストがある.

●GnRHアゴニスト療法は,子宮内膜症の疼痛緩和と病変の縮小に効果を認める.

●GnRHアゴニスト療法では,子宮内膜症患者の妊孕能は改善しない.

●GnRHアゴニスト療法の主な副作用は,更年期様症状や骨量低下などのエストロゲン欠落症状である.

薬物特性に基づく治療法略

1.若年女性

著者: 北出真理

ページ範囲:P.852 - P.859

●従来は思春期から20代前半の女性にみられる月経困難症のほとんどが機能性であるといわれていたが,近年は若年女性においても子宮内膜症発症率は比較的高いという報告が散見される.

●early~late reproductive ageと比較すると若年者にみられる子宮内膜症はr-AFS分類I~II期の初期病変の割合が高いとされているが,疼痛コントロールが不良な例には早期のホルモン療法の介入が子宮内膜症の重症化予防の一助となり得る.

2.性成熟期女性

著者: 原田美由紀 ,   大須賀穣

ページ範囲:P.860 - P.864

●主な内分泌療法薬として,低用量ピル,ジエノゲスト,GnRHアゴニストが挙げられ,年齢,症状にあわせて使い分けが必要である.

●子宮内膜症性卵巣囊胞を有する場合,悪性化のリスクを念頭におき,漫然とした保存療法は厳に慎むべきである.

●子宮内膜症性卵巣囊胞摘出術後の再発予防として,低用量ピルが有効である.

●希少部位子宮内膜症の長期管理に際し,内分泌療法は有効な手段となりうる.

3.中高年女性

著者: 清水良彦 ,   木村文則 ,   村上節

ページ範囲:P.866 - P.870

●生殖能力の温存が必ずしも必須でない中高年女性の子宮内膜症に対する治療は,患者の社会的背景や希望を考慮しつつ,治療法別の特性を生かして患者に最も適した治療を選択あるいは組み合わせて行う.

●鎮痛薬,ルナベル®,ヤーズ®,ディナゲスト®を中高年の女性に使用する際の注意点を述べる.

新たな治療薬物への展望

著者: 原田竜也 ,   久保田俊郎

ページ範囲:P.871 - P.875

●現在の子宮内膜症薬物療法は,主としてエストロゲンの低下または拮抗を目的としたホルモン療法であり,薬剤を中止したときの再発率は高い.

●子宮内膜症の組織炎症反応に対する免疫抑制療法やその増殖に必要とされる血管新生に対する抑制剤などが,新たな治療法として考えられている.

●新たなホルモン療法としては,selective progestogen receptor modulatorsやaromatase inhibitorなどがある.

連載 FOCUS

低出生体重児とメタボリック症候群

著者: 佐川典正

ページ範囲:P.877 - P.882

はじめに

 近年わが国でも肥満を背景とした糖代謝異常や高血圧などいわゆるメタボリック症候群の増加が社会的関心を集めている.メタボリック症候群の発症には遺伝的素因のほか高脂肪食の摂取や運動不足などいわゆる生活習慣が大きくかかわっているが,近年の疫学研究や各種動物実験から,成人期のメタボリック症候群の発症には,胎児期から新生児期にかけての栄養環境が密接に関係していることが明らかにされてきた.

 胎児期に低栄養に曝された児は胎児発育不全(fetal growth restriction : FGR)となり,small-for-gestational-age(SGA)として出生するが,多くの症例では新生児期に栄養環境が好転するとcatch-upする.近年の疫学研究や動物実験から,このcatch-upが成長後の肥満や糖代謝異常,高血圧など生活習慣病の発症と関連していることが明らかとなった.胎生期から新生児期にかけて各種臓器機能がそれぞれの時間軸によって発達するが,この時期の細胞に何らかのストレス(刺激)が作用するとそれに対応して遺伝子のepigeneticな変化がその細胞に生じると推測されている.このepigeneticな変化は成長後も持続するので,成長後に高脂肪食や運動不足などといった負荷がかかると,糖代謝異常や高血圧が発症すると考えられている.この現象は胎児プログラミングあるいはdevelopmental origins of health and disease(DOHaD)と呼ばれている.

 本稿では,まず,母体低栄養に起因するFGRとして出生した児が成人後にメタボリック症候群を発症する機序に関する研究を紹介し,ついで,その予防に関しても考察する.

教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール

広範な開腹既往症例に対するトロッカー刺入の工夫

著者: 笠井健児

ページ範囲:P.884 - P.889

症例(1)

患者

 34歳,女性,0経妊0経産.

主訴

 挙児希望.卵巣囊腫にて手術を希望.

既往歴

0歳 : 腸重積にて上腹部横切開.

2歳 : 虫垂炎にて右下腹部横切開.

29歳 : 右卵巣囊腫にて下腹部正中切開.

30歳 : 術創皮下膿瘍にて瘢痕切除およびVY皮弁形成術.

現病歴

 月経困難症のために近医を受診し,直径4 cm大の左チョコレート囊腫を指摘された.手術を含めた治療目的にて,当院を紹介初診となった.

Obstetric News

オキシトシン使用に関する日本産科婦人科学会ガイドライン 2011に関する懸念(2)―オキシトシンの増量間隔と増加量

著者: 武久徹

ページ範囲:P.890 - P.892

 オキシトシンの増量間隔と増加量に関しては,米国でも,最初はlow dose投与法だけが使用されていた.

 しかし,1984年にダブリンのグループが,“active management of labor(AML)”という,high-dose投与を発表した.開始時投与量は6 mU/分で,6 mU/分ずつ増量する方法である.その後に,AMLに関する多数の報告がなされた.その中の1つ,Lagrewらが行った研究では,未産婦の帝王切開率を約26%から約17%に有意に減少させたことを報告した(表1)(AJOG 174 : 184, 1996).

Estrogen Series

エストロゲン単剤療法(ET)は乳癌を増加させるか

著者: 矢沢珪二郎

ページ範囲:P.893 - P.893

 2002年に発表されたWHI(Women's Health Initiative)は最大規模の前方視ランダムコントロール試験であり,その結果は現在でも重視されている1).WHI試験は期間が延長されて現在でも継続されており,その1つにエストロゲン単剤使用(estrogen therapy : ET)群とプラセボ使用群を比較した試験がある2).エストロゲン単剤を使用するET群の女性は更年期後でしかも子宮摘出の既往をもつ.その対象人口は7,645名で,エストロゲン単剤使用期間は平均5.9年,追跡期間は平均11.8年である.

 この両群における乳癌発生をみると,エストロゲン単剤使用のET群では155例にみられ,プラセボ使用群では199例であった.これはET群では毎年0.27%が,プラセボ群では毎年0.35%が乳癌を発生したことになる.ET群のhazard rationは0.77,(95%CI 0.62~0.95)であった.また,ET群での乳癌による死亡率はプラセボ群よりも有意に低下していた.さらに,あらゆる原因を含めた全体の死亡率でも,ET群で低下していた.

原著

CIN治療後における残存HPVの自然消失について

著者: 小林正幸 ,   村田晋 ,   平野開士 ,   長崎真琴 ,   石田克成 ,   波田地政代 ,   桃木美弥 ,   石田由香

ページ範囲:P.895 - P.899

要旨

 CINに対してはレーザー蒸散,子宮頸部円錐切除術(以後 : 円錐切除)が広く施行されており良好な成績を得ている.当院で術後にHPVの消退を調べたところ,術後2~3か月後にHPVが残存していた症例の中で6割程度はその後数か月でウイルスは自然消滅していた.HPVについては液性免疫の獲得は起こりにくいといわれているが1, 2),レーザー蒸散や円錐切除の際には細胞の破壊と基底膜の破壊により抗体が産生され,残存ウイルスに作用し,ウイルス排除に貢献しているのではないかと推測した.また,治療後いったん消失した型と同型の再感染も認められなかった.

臨床経験

1回の子宮内容除去術で管理した胞状奇胎症例の検討

著者: 福田貴則 ,   井上裕美 ,   木幡豊 ,   日下剛 ,   門間美佳 ,   大林美貴 ,   鵜澤芳江 ,   市田知之 ,   外山唯奈

ページ範囲:P.901 - P.903

要旨

 本邦において胞状奇胎に対し,慣例的に子宮内容除去術を2回施行している施設は多いが,欧米の文献では子宮内容除去術の2回施行を推奨する記載はない.当院では以前より胞状奇胎に対し1回の子宮内容除去術で治療しており,今回,その治療成績につき検討した.1997年から2011年まで当院において胞状奇胎の疑いにて経腹超音波下でのsuction curettageによる子宮内容除去術を1回施行し,病理組織学的に診断した胞状奇胎全27例(全胞状奇胎18例,部分胞状奇胎9例 : 年齢22~51歳)を後方視的に検討した.24例(88.9%)は術後のhCG値の推移が経過順調型のパターンを呈した.うち11例はその後に妊娠し,9例が正常分娩にて生児を得た.経過非順調型のパターンは3例(11.1%)に認めた.文献や各国のガイドライン,今回の報告により胞状奇胎に対し,ルーチンに2回子宮内容除去術を施行する必要はないと思われる.

お知らせ

真菌症フォーラム第14回学術集会

ページ範囲:P.876 - P.876

テーマ:「深在性真菌症の診断・治療ガイドラインの改訂を目指して」

日 時:2013年2月16日(土)12:00~17:45(予定)

会 場:第一ホテル東京

    〒105─8621 東京都港区新橋1─2─6 TEL 03─3501─4411(代表)

第9回日本周産期メンタルヘルス研究会学術集会

ページ範囲:P.894 - P.894

日 時:2012年11月10日(土)学術集会 10:00~17:00(受付9:30~)

        11月11日(日)研修会 9:30~11:30(受付9:00~)

場 所:JA共済ビルカンファレンスホール 東京都千代田区平河町2─7─9

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投稿規定

ページ範囲:P.904 - P.904

著作権譲渡同意書

ページ範囲:P.905 - P.905

バックナンバー

ページ範囲:P.906 - P.906

アンケート用紙

ページ範囲:P.907 - P.907

次号予告

ページ範囲:P.908 - P.908

編集後記

著者: 神崎秀陽

ページ範囲:P.910 - P.910

 アンチエイジングという言葉をよく聞くようになりました.10年程前に研究会として発足してその数年後には学会となり,今や7,000人の会員を擁する「日本抗加齢医学会」のホームページを見ると,今年の横浜での学術集会参加者は4,000人を超えたとのことです.加齢は生物にとって不可避かつ重要な現象で,壮年期まではエイジングという言葉は加齢(成長)のイメージで,以後は老化(衰弱)と年齢によっても受け止め方は変わってきますので,個人的には,アンチエイジングを抗加齢と訳するのには多少違和感があります.この学会で取り上げられているトピックスからは,抗加齢より抗老化のほうが適切な気もしますが,老化という言葉をあえて避けたのでしょう.

 PubMedでanti-aging のキーワード文献検索をすると,1948年のビタミンに関する論文が最も古いもので,その後,1970年代頃から抗酸化物質とアンチエイジングというテーマでの研究論文が多数出てきています.そして現在,長寿遺伝子あるいは抗老化遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子やその活性化機構が注目されています.欧米ではエイジングという言葉にはネガティブなニュアンスが強いのですが,わが国でも最近は男女を問わず,外見上の老化を遅らせてより若々しく見せたいと願う人が多いためか,「健康を保って長寿をめざす」という本来のアンチエイジングの医学的目的とはやや異なった,美容領域の話題が目につきます.過大あるいは虚偽ではないかと思われる,アンチエイジングを謳った化粧品,食品,サプリメントなどが氾濫している現状は,日本人の伝統的な思想や美学には相容れないと感じています.

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

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今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

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69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

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今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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