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連載 Obstetric News
オキシトシン使用に関する日本産科婦人科学会ガイドライン 2011に関する懸念(2)―オキシトシンの増量間隔と増加量
著者: 武久徹1
所属機関: 1武久レディースクリニック
ページ範囲:P.890 - P.892
文献購入ページに移動 オキシトシンの増量間隔と増加量に関しては,米国でも,最初はlow dose投与法だけが使用されていた.
しかし,1984年にダブリンのグループが,“active management of labor(AML)”という,high-dose投与を発表した.開始時投与量は6 mU/分で,6 mU/分ずつ増量する方法である.その後に,AMLに関する多数の報告がなされた.その中の1つ,Lagrewらが行った研究では,未産婦の帝王切開率を約26%から約17%に有意に減少させたことを報告した(表1)(AJOG 174 : 184, 1996).
しかし,1984年にダブリンのグループが,“active management of labor(AML)”という,high-dose投与を発表した.開始時投与量は6 mU/分で,6 mU/分ずつ増量する方法である.その後に,AMLに関する多数の報告がなされた.その中の1つ,Lagrewらが行った研究では,未産婦の帝王切開率を約26%から約17%に有意に減少させたことを報告した(表1)(AJOG 174 : 184, 1996).
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