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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科66巻11号

2012年10月発行

連載 Obstetric News

オキシトシン使用に関する日本産科婦人科学会ガイドライン 2011に関する懸念(3)―オキシトシン最大量

著者: 武久徹1

所属機関: 1武久レディースクリニック

ページ範囲:P.1032 - P.1033

文献概要

 オキシトシンの使用最大量(安全限界)に関しては,「産婦人科診療ガイドライン─産科編2011」の「子宮収縮薬による陣痛誘発・陣痛促進に際しての留意点 : 改訂2011年」では,“20 mU/分(最大投与量ではなく,安全限界と記載)”,また,添付文書〔アトニン-O,オキシトシン ; 2010年6月改訂(第7版)〕では,“20 mU/分にあげても有効陣痛に至らないときは,それ以上あげても効果は期待できないので増量しないこと”と記載されている.

 米国産婦人科学会(ACOG)の医療技術情報では,オキシトシン使用法として,以下のような記載がされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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