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連載 Estrogen Series
経口避妊薬(OC)の使用と血栓性脳卒中および心筋梗塞について(2)
著者: 矢沢珪二郎1
所属機関: 1ハワイ大学
ページ範囲:P.1139 - P.1139
文献購入ページに移動 前回に引き続いて,ホルモンを使用した避妊法と動脈性血栓の発生についての論文に関するコメントをお伝えしたい.筆者はアリゾナ州立大学在職.以下にその要旨を記す.
エストロゲンとプロゲスチンを含むOCが静脈性および動脈性血栓を起こすことはすでに1960年代に知られていた.そのため1970年にはすでにOC中のエストロゲン量を引き下げることが行われていた.
エストロゲンとプロゲスチンを含むOCが静脈性および動脈性血栓を起こすことはすでに1960年代に知られていた.そのため1970年にはすでにOC中のエストロゲン量を引き下げることが行われていた.
参考文献
Petitti D : Hormonal Contraceptive and Arterial Thrombosis-Not Risk-free but Safe Enough. New Engl J Med 366 : 2316─2318, 2012
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