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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科66巻12号

2012年11月発行

連載 Obstetric News

オキシトシン使用に関する日本産科婦人科学会ガイドライン 2011に関する懸念(4)―ガイドラインの意義

著者: 武久徹1

所属機関: 1武久レディースクリニック

ページ範囲:P.1140 - P.1141

文献概要

 講演の最後に,清水氏は,オキシトシン使用時のバイタルサインのチェックに触れた.

 オキシトシン使用時のバイタルサインのチェックについて,日本産科婦人科学会「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2011」の“子宮収縮薬による陣痛誘発・陣痛促進に際しての留意点 : 改訂2011年”では,「血圧と脈拍数を原則1時間ごとにチェックする.子宮収縮が増強すると血圧が上昇する場合がある」また,添付文書〔アトニン-O,オキシトシン ; 2010年6月改訂(第7版)〕には,「(定期的にバイタルサインのモニターを行うなど,患者の状態を十分に観察し,異常が認められた場合には適切な処置を行うこと)」と記載されていることを紹介し,海外資料の検討をした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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