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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科66巻5号

2012年04月発行

文献概要

オフィス ギネコロジー 女性のプライマリ・ケア I 思春期

思春期の早発と遅発

著者: 山口直孝1 早稲田智夫1 牧野田知1

所属機関: 1金沢医科大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.6 - P.9

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◆思春期の早発も遅発も患者が幼児や10代の微妙な年ごろの女性であるため,精神的なケアに深く配慮する.

◆思春期の早発は生命にかかわるような原因疾患が存在する可能性があるので,専門医による精査をまず行う.

◆思春期の遅発の多くは治療法が確立しているので,患者の精神的成熟を待ってから治療を開始する.

参考文献

1) 日本産科婦人科学会(編) : 産婦人科用語集・用語解説集(改訂第2版).金原出版,東京,2008
2) Beers MH,他著,福島雅典総監修 : メルクマニュアル18版日本語版,日経BP社,東京,2006
3) Marshall WA, Tanner JM : “Variations in patterns of pubertal changes in girls.” Archives of Disease in Childhood 44 : 291─303, 1969

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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