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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科66巻5号

2012年04月発行

オフィス ギネコロジー 女性のプライマリ・ケア

II 月経異常/不妊・不育/避妊

子宮性無月経,過少月経

著者: 久具宏司1

所属機関: 1東邦大学医療センター大橋病院産婦人科

ページ範囲:P.57 - P.61

文献概要

◆子宮の構造や機能に異常があり,月経の起こらないものが,子宮性無月経である.

◆原発性無月経のものは子宮欠損や精巣女性化症候群を含み,病因の精査が必要である.

◆子宮より下部の性管の構造異常も,子宮性無月経と同様の症状・特徴を有する.

◆月経血量20 mL以下と定義される過少月経は,軽度の無月経と考えて,同様に取り扱う.

◆長期にわたる投薬・観察やカウンセリングなどオフィスでの診療の可能なものがある.

参考文献

1) Berker B, Taşkin S, Taşkin EA : Absence of endometrium as a cause of primary amenorrhea. Fertil Steril 89 : 723. e1─723. e3, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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