文献詳細
文献概要
オフィス ギネコロジー 女性のプライマリ・ケア II 月経異常/不妊・不育/避妊
早発卵巣不全(POI)
著者: 石塚文平1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学産婦人科
ページ範囲:P.62 - P.65
文献購入ページに移動◆早発卵巣不全(POI)は稀な疾患ではなく,不妊治療,ホルモン補充療法について熟知すべきである.
◆病因として,自己免疫機序が占める割合は高い.
◆卵巣予備能を評価するパラメーターがなく,治療終了時期の判断は困難である.
◆不妊治療の成功率は徐々に改善している.
◆今後さらなる治療法の開発が期待される.
◆病因として,自己免疫機序が占める割合は高い.
◆卵巣予備能を評価するパラメーターがなく,治療終了時期の判断は困難である.
◆不妊治療の成功率は徐々に改善している.
◆今後さらなる治療法の開発が期待される.
参考文献
1) Coulam CB, Adamson SC, Annegers JF : Incidence of premature ovarian failure. Obstet Gynecol 67 : 604─606, 1986
2) Anasti JN : Premature ovarian failure ; An update. Fertil Steril 70 : 1─15, 1998
3) Jing Li : Activation of dormant ovarian follicles to generate mature eggs. PNAS 22 : 10280─10284, 2010
4) 杉下陽堂,石塚文平 : 目で見る生殖内分泌疾患の診断と治療.Hormone Frontier In Gynecology 17 : 210─213, 2010
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