icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科66巻5号

2012年04月発行

オフィス ギネコロジー 女性のプライマリ・ケア

IV 妊婦

胞状奇胎

著者: 佐村修1

所属機関: 1国立病院機構呉医療センター・中国がんセンター産科

ページ範囲:P.144 - P.147

文献概要

◆2011年7月に絨毛性疾患の新しい取扱い規約第3版が発刊された.

◆胞状奇胎の診断基準の中心が肉眼的所見から組織学的所見に変更となった.

◆妊娠8週未満の場合,胞状奇胎と通常の流産の鑑別が困難なことがある.

◆流産での子宮内容物に関しては,必ず病理組織検査に提出する.

参考文献

1) 日本産科婦人科学会,日本病理学会(編) : 絨毛性疾患取扱い規約,第3版.金原出版,2011
2) Kajii T,Ohama K : androgenetic origin of hydatidiform mole. Nature 268 : 633─634, 1977
3) 上岡陽亮,和氣徳夫 : 胞状奇胎とその娩出後管理.日産婦誌59 : N682─687,2007
4) 大場 隆 : 胞状奇胎診断のup-to-date.日産婦誌61 : N321─324,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら