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今月の臨床 診療ガイドライン産科編2011改訂と追加のポイント 改訂・追加のポイント
3.前置胎盤・低置胎盤の診断と管理
著者: 松田秀雄1
所属機関: 1松田母子クリニック
ページ範囲:P.436 - P.440
文献購入ページに移動●前置胎盤は妊娠31週末までに最終診断を行い,「自院での管理が困難」な場合は,妊娠32週末までに対応可能な施設を紹介する.
●予定帝王切開は妊娠37週末までに行う.
●低置胎盤の定義は「内子宮口から胎盤辺縁までの距離が2 cm以内のもの」とし,妊娠36~37週までに診断する.
●予定帝王切開は妊娠37週末までに行う.
●低置胎盤の定義は「内子宮口から胎盤辺縁までの距離が2 cm以内のもの」とし,妊娠36~37週までに診断する.
参考文献
1) Bhide A, Prefumo F, Moore J, et al : Placental edge to internal os istance in the late third trimester and mode of delivery in placenta praevia. BJOG 110 : 860─864, 2003
2) 日本産科婦人科学会(編) : 産科婦人科用語集・用語解説集(改訂第2版).金原出版,東京,2008
3) ACOG practice Bulletin : Clinical Management Guidelines for Obstetrician-Gynecologists Number 76, October 2006 : postpartum hemorrhage. Obstet Gynecol 108 : 1039─1047, 2006
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