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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科67巻10号

2013年10月発行

雑誌目次

今月の臨床 ART成功の秘訣─どうすれば妊娠率は向上するか

ページ範囲:P.995 - P.995

卵巣刺激法

著者: 田畑知沙 ,   藤原敏博

ページ範囲:P.996 - P.1003

●良質な受精卵・胚を獲得し,かつ患者負担を最小限にするために,個別化した卵巣刺激方法の選択が必要である.

●基本となるGnRH アゴニストやGnRH アンタゴニストを用いた調節卵巣刺激法に加え,低刺激や自然周期法などが,ARTでの卵巣刺激方法として用いられている.

●各薬剤の特性と,患者の年齢・不妊原因や卵巣予備能などの特徴を考慮した,調節卵巣刺激を行うことが重要である.

採卵法

著者: 京野廣一 ,   土信田雅一 ,   竹内巧

ページ範囲:P.1004 - P.1010

●患者に対して最大の安全・安心と最小限の疼痛・合併症(出血・感染)を心がける.

●ART成功のために最適な成熟卵胞数確保と最大の成熟卵子回収率を心がける.

●ART成功のために最小限の卵子への機械的損傷・ストレスを心がける.

精液採取と精子凍結保存

著者: 兼子智

ページ範囲:P.1011 - P.1015

●精子凍結保存は,(1)射精と採卵(排卵)の同調を不要とし,(2)時間を要する高度な精子選別,凍結備蓄による精子の量的確保,多面的な機能検査による精子機能異常の種類と頻度の確定を可能とし,(3)精子の準備ができたから採卵するという新たな治療モデルを提唱する.

精子の調整と媒精法

著者: 荒木康久 ,   荒木泰行

ページ範囲:P.1017 - P.1021

●通常の精子処理 : 密度勾配分離後,swim upにより良好精子を回収する.swim upの時間は長くしない.

●ごくわずかな精子処理 : サンプル量が少ないときは,採精カップの底壁面に沿って回収し,直接培養液に遊離回収する.

●培性 : swim up処理にて上清の上層部から回収した精子を,卵丘細胞─卵子複合体の入った受精用培養液に添加して行う.2重ディッシュの内側に1 mLの培養液を入れ,数個の卵子に対して,15~20万個の精子を添加する.

顕微授精法

著者: 内山一男 ,   上野智 ,   加藤恵一

ページ範囲:P.1022 - P.1028

●高倍率下で精子の微細構造を観察し,核形の良好な精子を選別する,いわゆるIMSI(intracytoplasmic morphologically selected sperm injection)の採用.

●偏光顕微鏡下で紡錘体を可視し,紡錘体を指標に,紡錘体損傷を回避するためのSL-ICSI(spindle localization-ICSI)の採用.

●IX-ROBO polarシステムは,レリーフコントラスト,IMSI,SL-ICSIが一連の流れで短時間かつスムーズな操作性がある.高度なICSI操作のサポートが可能な装置.

胚の評価法

著者: 中山貴弘

ページ範囲:P.1030 - P.1037

●胚の評価法としてVeeck分類およびGardner分類が一般的に用いられているが,診療内容の向上のためには各施設で独自の追加基準を作成することが望ましい.

●近年,胚発生の過程を動画として観察できるtime-lapse cinematographyの開発により新しい知見が次々と得られるようになり,従来の胚評価法の再考が求められる時期に来ている.

●施設における培養環境は潜在的に悪化している場合があり,絶えず胚培養効率の変動に気を配りながらその最適化および安定化に努めることが重要である.

●胚の評価の内容を患者側に正しく伝え,その結果を次の治療計画に生かすことが求められる.

胚凍結法

著者: 沖津摂

ページ範囲:P.1038 - P.1042

●デバイス先端へのVSの持ち込み量 : vitrificationの成功には冷却速度より融解時の加温速度のほうが重要.凍結保存時のデバイス上へのVS液の持ち込み量は減らしすぎないよう注意する.

●気泡発生回避 : 融解ステップでのデバイス先端への気泡発生はデバイス自体や液体窒素の清潔性を高めることで回避できる.また,胚紛失時にはVS液面の気泡を調べることで見つけることができる可能性がある.

●長期予後への配慮 : 産まれてくる児の予後にまで配慮する.凍結保存中の感染回避,利用する凍結保存液の安全性について長期的にトレースできる環境を整える.

胚移植法

著者: 塩谷雅英 ,   苔口昭次 ,   松本由紀子

ページ範囲:P.1044 - P.1050

●胚移植法にて妊娠率を向上させるには,子宮内膜の胚受容能獲得を促進し,胚と子宮内膜を同期させることが重要である.

●子宮内膜の胚受容能獲得には,胚と子宮内膜のcross talkが重要であり,SEET法は,この観点から開発された移植法である.

●過排卵刺激周期のARTでは胚と子宮内膜のずれが生じやすい.そのため胚を凍結し,刺激周期とは別の周期に胚と子宮内膜を同期させて移植するとよい.

黄体期補充・妊娠初期管理法

著者: 井田守 ,   福田愛作

ページ範囲:P.1052 - P.1057

●黄体期補充として経口プロゲスチンを主として投与し,hCGとプロゲステロン筋注を黄体期初期にのみ併用する.

●OHSS発症が懸念される場合,黄体期にはhCGを投与しない.

●妊娠9週までホルモン剤投与を行う.

連載 FOCUS

専門医制度の施設規準について

著者: 吉川史隆

ページ範囲:P.1060 - P.1064

はじめに

 日本産科婦人科学会(日産婦)では1987年4月に産婦人科専門医制度を発足させた.会員への周知をはかるためホームページには「産婦人科専門医制度の概要」を毎年度更新してアップしている.専門医制度の目的として「産婦人科領域における広い知識,錬磨された技能と高い倫理性を備えた産婦人科医師を養成し,生涯にわたる研修を推進することにより,産婦人科医療の水準を高めて,国民の福祉に貢献することを目的にしている」と記載されている.

 産婦人科専門医に求められる技能は周産期,婦人科腫瘍,生殖・内分泌,女性ヘルスケア(更年期やウロギネコロジー領域を含む婦人科プライマリケア)の4領域にわたる.産婦人科専門医はこれらすべての領域に関して診療を行い,必要に応じてほかの専門医への紹介・転送の判断を適切に行い,他科からの相談に的確に応えることのできる能力を備えた医師である.これらの目的を遂行し,かつ総合力のある産婦人科専門医を育成するため,日産婦学会では中央専門医制度委員会と各都道府県に地方委員会を設置し専門医および施設の認定を行ってきた.

 これまでは大学医局中心に産婦人科医師の養成と専門医教育が実施されてきたが,2004年に導入された新医師研修システムにより多くの初期研修医が大学以外の市中病院で研修を開始するようになった.専門医制度委員会では専門医の教育カリキュラムの作成や専門医試験を実施しており,専門医の育成に多くの時間を費やしている.しかし,初期研修医そして産婦人科専攻医の教育が大学以外の多くの病院で実施されるようになり,専攻医指導施設の認定も重要な位置づけとなってきた.

 一方,各学会が独自に専門医や認定医を認定している現状は国民からはわかりづらいことも事実である.専門医(認定医)制度の充実と発展をはかるために1981年に現在の専門医制・評価認定機構の前身である学会認定医制協議会が発足している.現在,専門医制・評価認定機構が各学会の専門医制度やプログラムを吟味し中立的立場で評価・認定作業を行っているが,専門医制・評価認定機構も各学会が資金を供出しており,厳密な意味では第3者機関とはいえない.そのため本年(2013年)度中には厚労省より資金を得て第3者機関が設立される.専門医制・評価認定機構からは基幹学会として18の専門医が認定されており,もちろん日産婦学会の専門医も認められている.しかし,今後は本年度に設立される第3者機関で認定されることとなり,専門医制度のプログラムが重点的に吟味される予定である.

 産婦人科学会では新機関に認められるよう,専攻医指導施設の充実をはかるべく検討を重ね,本年度より新たな専攻医指導施設基準と専攻医の研修プログラムをスタートさせた.

教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール

子宮筋腫に惑わされた腟子宮内膜症の1症例

著者: 山本和重 ,   山田鉄也

ページ範囲:P.1066 - P.1070

症例

患者 33歳,未婚未経妊.

主訴 月経痛,子宮筋腫手術希望.

既往歴 特記事項なし.

現病歴 2年半前に月経痛で前医を受診し,39×34 mm大の子宮筋腫を指摘された.CA 125 22 U/mL(正常範囲内),貧血なしとのことで経過観察となった.1年半前に,前医での再診で子宮筋腫56×58 mm大と増大,子宮頸部細胞診NILMのため,精査治療目的で当科へ紹介受診となった.初再診(医師A担当)では腟鏡診上の異常はなかった.経腟超音波で子宮後壁筋層内筋腫60×59×55(58)mm大を認めたが,患者と相談した結果,手術よりも前医での経過観察を希望された.今回,前医での再診で子宮筋腫69×85 mm大と増大,Hb 11.6 g/dL,子宮頸部細胞診NILM,子宮内膜細胞診(陰性)のため,手術希望にて当科へ2回目の紹介受診となった.

Obstetric News

妊娠中の嘔気と嘔吐の管理(2)

著者: 武久徹

ページ範囲:P.1071 - P.1073

 妊娠中の嘔気と嘔吐(nausea and vomiting of pregnancy : NVP)は,妊娠第1三半期のほとんどの女性が経験する状態で,70~80%が嘔気,50%が嘔吐を経験する.早期に治療しなければ症状は進行し,治療もより難しくなる.

 妊娠悪阻(hyperemesis gravidarum)の発症は2%以下であるが,脱水,電解質変化(低カリウム血症),ケトン症,5%以上の体重減少を伴う持続する嘔吐と一般的には定義される.

Estrogen Series

更年期後のエストロゲン療法における投与経路と静脈性血栓塞栓症リスクとの関連

著者: 矢沢珪二郎

ページ範囲:P.1074 - P.1075

 更年期のホルモン療法はエストロゲン単体の場合もあり(estrogen therapy : ET),またエストロゲンと黄体ホルモンを組み合わせたhormon therapy(HT)の場合もある.どちらにせよ,エストロゲンの使用は肝臓で血液凝固因子の生成を促し,その結果,血液凝固性が亢進して静脈性血栓塞栓症(venous thromboembolism : VTE)の発生を増加させる.エストロゲン投与の経路には大別して経口と経皮(およびその他)があり,この経路を比較すると,経口投与に比較して経皮投与の場合にVTEの発生率が低いことが知られている.

 今回はACOG(米国産婦人科学会)のCommitteee Opinion No.556に取り上げられた更年期後のエストロゲン療法とVTEとの関連をご紹介したい1)

症例

16歳の卵管境界悪性腫瘍の1例

著者: 岸秀昭 ,   北香 ,   中田俊之 ,   林博章

ページ範囲:P.1077 - P.1080

要旨

 卵管癌は婦人科悪性腫瘍では稀な疾患で,全性器癌の0.13~1.6%を占めると報告されており,好発年齢は40~60歳台である.今回われわれは,16歳の卵管境界悪性腫瘍を経験したので報告する.患者は続発性無月経を主訴に小児科を受診し精査目的にて当科を紹介された.経腹部超音波・MRIで骨盤内に約10 cm大の腫瘤を認め,腫瘍マーカー等から術前診断は卵巣癌疑いで手術となった.病理診断は,卵管原発のSerous papillary cystadenoma of borderline malignancyであった.追加治療はなく現在外来経過観察中である.

お知らせ

第10回日本周産期メンタルヘルス研究会学術集会開催案内

ページ範囲:P.1003 - P.1003

日 時:学術集会 2013年11月9日(土)10:00~17:00

    研修会  2013年11月10日(日)9:30~11:30

場 所:日本赤十字看護大学 201講義室(渋谷区広尾4─1─3)

The 9th Conference of the Pacific Rim Society for Fertility and Sterility(PRSFS)第9回環太平洋不妊会議開催のご案内

ページ範囲:P.1010 - P.1010

テーマ:Cutting-edge Advances in Reproductive Medicine

会 期:平成25年(2013年)11月13日(水)~14日(木)

   (第58回日本生殖医学会学術講演会と同じ会場での直前の開催です)

会 場:神戸国際会議場(神戸市中央区港島中町6─9─1)

書評

―吉川史隆,倉智博久,平松祐司(編)―産科婦人科疾患最新の治療2013─2015

著者: 嘉村敏治

ページ範囲:P.1059 - P.1059

 本書は産婦人科の診療領域である周産期,不妊内分泌,婦人科腫瘍,女性ヘルスケアを中心として,その中の代表的な疾患をその分野の専門家の執筆により,疾患概念とともに治療を中心に解説してある書籍である.簡潔によくまとまっており,産婦人科の日常臨床の中で座右の書の一つとしておいておく価値がある.

 現在,産婦人科医療に関しては,日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会共同編集で『産婦人科診療ガイドライン産科編/婦人科外来編』,subspecialtyの学会である日本婦人科腫瘍学会からは『子宮頸癌治療ガイドライン』,『子宮体がん治療ガイドライン』,『卵巣がん治療ガイドライン』,日本生殖医学会からは『生殖医療ガイドブック』などが刊行されている.本書は冒頭にこれらのガイドラインの意義とその解釈についての解説を行い,役割分担をはっきりさせている点で,他の治療に関する刊行物とは趣を異にしている.さらに現代産婦人科治療の各分野におけるトピックスを総論的に解説しており,将来のガイドラインに入ってくる可能性のある治療も知ることが可能である.

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アンケート用紙

ページ範囲:P.1081 - P.1081

投稿規定

ページ範囲:P.1082 - P.1082

著作財産権譲渡同意書

ページ範囲:P.1083 - P.1083

バックナンバー

ページ範囲:P.1084 - P.1084

次号予告

ページ範囲:P.1085 - P.1085

編集後記

著者: 神崎秀陽

ページ範囲:P.1086 - P.1086

 政権交代後,デフレ脱却および景気浮揚対策という名目で地方からは大型の公共事業要望が出されています.道路,鉄道,港湾などの関連が多いようですが,これから人口減少時代を迎えるわが国でのインフラ整備は,長期的には必ずしも地方の活性化,すなわち人の確保にはつながらないと思います.一極集中型の人口移動が北海道から沖縄まですべての地域で起きており,小都市や郡部で人口減少が進んできている一方,大都市圏ではあまり変化がないどころか増加している地域もあります.様々な要因があるのでしょうが,交通の便が良くなることと地方の人口減少は多少関連しているように思えます.交通網の整備が進むと,繁華街やデパート,ショッピングセンター,文化施設,医療施設などが集中している大都市に周辺地域から多数の人が集まりやすくなり,地方の関連施設の衰退で雇用が失われ,ますます人口集中が進んでいるのではないでしょうか.より快適で便利かつ文化的な生活環境を求めるのは当たり前ですので,これは世界普遍的な現象ですが,特に日本では顕著になってきています.都市部集中の証左として,近畿圏でも大阪市内あるいは大阪から神戸に至る主要な駅周辺では高層マンションの建設が盛んに行われています.また非常に厳しい建物規制(高さや容積率)のためマンション建設が抑制されていた京都でも,市街中心部で複数の建設計画が出てきているようです.

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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バックナンバー

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72巻9号(2018年9月発行)

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

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今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

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71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

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今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

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71巻2号(2017年3月発行)

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71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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