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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科67巻10号

2013年10月発行

今月の臨床 ART成功の秘訣─どうすれば妊娠率は向上するか

精子の調整と媒精法

著者: 荒木康久1 荒木泰行1

所属機関: 1高度生殖医療技術研究所

ページ範囲:P.1017 - P.1021

文献概要

●通常の精子処理 : 密度勾配分離後,swim upにより良好精子を回収する.swim upの時間は長くしない.

●ごくわずかな精子処理 : サンプル量が少ないときは,採精カップの底壁面に沿って回収し,直接培養液に遊離回収する.

●培性 : swim up処理にて上清の上層部から回収した精子を,卵丘細胞─卵子複合体の入った受精用培養液に添加して行う.2重ディッシュの内側に1 mLの培養液を入れ,数個の卵子に対して,15~20万個の精子を添加する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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