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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科67巻10号

2013年10月発行

連載 Obstetric News

妊娠中の嘔気と嘔吐の管理(2)

著者: 武久徹1

所属機関: 1武久レディースクリニック

ページ範囲:P.1071 - P.1073

文献概要

 妊娠中の嘔気と嘔吐(nausea and vomiting of pregnancy : NVP)は,妊娠第1三半期のほとんどの女性が経験する状態で,70~80%が嘔気,50%が嘔吐を経験する.早期に治療しなければ症状は進行し,治療もより難しくなる.

 妊娠悪阻(hyperemesis gravidarum)の発症は2%以下であるが,脱水,電解質変化(低カリウム血症),ケトン症,5%以上の体重減少を伴う持続する嘔吐と一般的には定義される.

参考文献

ACOG PROLOG. Obstetrics第7版,#108.妊娠中の嘔気と嘔吐.2013年

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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