文献詳細
連載 Obstetric News
文献概要
妊娠中の嘔気と嘔吐(nausea and vomiting of pregnancy : NVP)は,妊娠第1三半期のほとんどの女性が経験する状態で,70~80%が嘔気,50%が嘔吐を経験する.早期に治療しなければ症状は進行し,治療もより難しくなる.
妊娠悪阻(hyperemesis gravidarum)の発症は2%以下であるが,脱水,電解質変化(低カリウム血症),ケトン症,5%以上の体重減少を伴う持続する嘔吐と一般的には定義される.
妊娠悪阻(hyperemesis gravidarum)の発症は2%以下であるが,脱水,電解質変化(低カリウム血症),ケトン症,5%以上の体重減少を伴う持続する嘔吐と一般的には定義される.
参考文献
ACOG PROLOG. Obstetrics第7版,#108.妊娠中の嘔気と嘔吐.2013年
掲載誌情報