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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科67巻11号

2013年11月発行

臨床経験

子宮鏡手術に用いる灌流液の正確な計測を可能とする新型ドレープ

著者: 秋元義弘1

所属機関: 1岩手県立二戸病院産婦人科

ページ範囲:P.1187 - P.1189

文献概要

要約

 子宮鏡手術の際,大量のD-ソルビトール液,あるいは生理食塩水を使用することでの重大な合併症である水中毒早期発見への対応では,in-out差を正確に素早く計測する必要があるが,ドレープの隙間からの灌流液の漏れ,それに伴う計測の不正確さ,遅れが子宮鏡手術独特の問題であった.今回,舌状のフィルムを開口部に装着した新型ドレープを開発し,液の回収漏れをなくし,早く正確な計測が可能となり,スタッフの負担軽減,合併症の早期発見が可能となった.

参考文献

1) 林 保良,三雲美穂,中田さくら,他 : 子宮鏡手術の合併症分析と予後.産婦の実際54 : 95─102,2005
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3) 高島明子,大高 究,臼井 彰,他 : TCRにおける術中モニタリング水中毒発生予防を目的に.日産婦内視鏡誌21 : 384─387,2005
4) Loffer FD, Bradley LD, Brill AI, et al : Hysteroscopic fluid monitoring guidelines. The ad hoc committee on hysteroscopic training guidelines of the American Association of Gyneclogic Laparoscopists, J Am Assoc Gynecol Laparos 7 : 167─168, 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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