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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科67巻2号

2013年03月発行

今月の臨床 急速遂娩の基本―トラブルを避けるために

急速遂娩の実際 鉗子分娩と吸引分娩

2.鉗子遂娩術の基本手技

著者: 坂井昌人12

所属機関: 1東京女子医科大学八千代医療センター母体胎児科 2東京女子医科大学八千代医療センター婦人科

ページ範囲:P.278 - P.284

文献概要

●低位・出口鉗子にはpelvic adaptationのNaegele鉗子が一般的に使用される.

●正確な内診所見が必要で,十分深く鉗子を挿入し,常に滑脱していないことを確認しつつ牽引する.

●Kielland鉗子は低在横定位での分娩遷延・停止状態が現在の最もよい適応である.

参考文献

1) 鉗子遂娩術 : 坂元正一,水野正彦,武谷雄二監修,改訂版プリンシプル産科婦人科学産科編.pp.695―703,メジカルビュー社,1998
2) 真柄正直 : 産科手術.最新産科学手術編.pp147―235,文光堂,1955
3) 鉗子分娩,日本母性保護産婦人科医会編 : 研修ノートNo.58,急速遂娩術.pp25―49,1998

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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