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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科67巻4号

2013年04月発行

文献概要

増刊号 産婦人科当直医マニュアル―慌てないための虎の巻 I 当直に備えた心構え

分娩当直の心得

著者: 杉本充弘1

所属機関: 1日本赤十字社医療センター産婦人科

ページ範囲:P.9 - P.11

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Point

◆分娩当直医の責務は,夜間・休日の分娩室担当時間における母子の安全と快適性を確保することである.

◆安全の確保に加えて,母子中心の出産を支援して「いいお産」を提供する産科医療が大切である.

◆当直時間帯に発生した問題事例は,診療科の責任者へ報告・連絡・相談を適切に行うことが求められる.

◆当直前後の休息を十分に取り,心身ともにベストの体調で分娩当直に臨むことが肝要である.

参考文献

1) 日本学術会議基礎医学委員会・健康・生活科学委員会合同パブリックヘルス科学分科会 : 提言「病院勤務医師の長時間過重労働の改善に向けて」.日本学術会議,2011
2) 杉本充弘 : 妊娠中期のプライマリ「バースプラン」.周産期医34 : 1724―1732,2004
3) 杉本充弘(主任研究者): 平成21年度児童関連サービス調査研究等事業報告書.財団法人こども未来財団,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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