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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科67巻4号

2013年04月発行

増刊号 産婦人科当直医マニュアル―慌てないための虎の巻

II 婦人科編 1 「救急/時間外」の婦人科疾患

2.卵巣出血

著者: 鹿島大靖1 塩沢丹里1

所属機関: 1信州大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.23 - P.26

文献概要

当直医へのcall

◆どのような主訴が多いか?

 下腹痛,出血量が増加すると腹部全体の痛みになる.血液の腹膜刺激によって消化器症状を呈することもある.

◆call時点で特に重要な情報は?

 全身状態,バイタルサインはどうか.大量出血によるショック状態で,緊急輸血,緊急手術の適応となることもある.

◆疾患の予測には何が重要か?

 問診が重要である.月経周期の何日目か,発症時には何をしていたか,既往歴・合併症を把握する.

参考文献

1) 塩沢丹里,小西郁生 : 卵巣出血(Dos&Don’ts産婦人科当直の救急診療ガイド).臨婦産59 : 105―109,2005
2) 平木宏一 : 経腟超音波断層法による腹腔内出血量の簡易測定法に関する検討.日産婦誌10 : 805―809,1997

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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