文献詳細
増刊号 産婦人科当直医マニュアル―慌てないための虎の巻
II 婦人科編 1 「救急/時間外」の婦人科疾患
文献概要
当直医へのcall
◆どのような主訴が多いか?
下腹痛,出血量が増加すると腹部全体の痛みになる.血液の腹膜刺激によって消化器症状を呈することもある.
◆call時点で特に重要な情報は?
全身状態,バイタルサインはどうか.大量出血によるショック状態で,緊急輸血,緊急手術の適応となることもある.
◆疾患の予測には何が重要か?
問診が重要である.月経周期の何日目か,発症時には何をしていたか,既往歴・合併症を把握する.
◆どのような主訴が多いか?
下腹痛,出血量が増加すると腹部全体の痛みになる.血液の腹膜刺激によって消化器症状を呈することもある.
◆call時点で特に重要な情報は?
全身状態,バイタルサインはどうか.大量出血によるショック状態で,緊急輸血,緊急手術の適応となることもある.
◆疾患の予測には何が重要か?
問診が重要である.月経周期の何日目か,発症時には何をしていたか,既往歴・合併症を把握する.
参考文献
1) 塩沢丹里,小西郁生 : 卵巣出血(Dos&Don’ts産婦人科当直の救急診療ガイド).臨婦産59 : 105―109,2005
2) 平木宏一 : 経腟超音波断層法による腹腔内出血量の簡易測定法に関する検討.日産婦誌10 : 805―809,1997
掲載誌情報