文献詳細
増刊号 産婦人科当直医マニュアル―慌てないための虎の巻
II 婦人科編 1 「救急/時間外」の婦人科疾患
文献概要
当直医へのcall
◆卵管妊娠破裂では急性腹症が多く,頸管妊娠出血では不正性器出血が主訴であることが多い.
◆救急搬送もwalk inもありうる.
◆月経遅延で早い時期に産婦人科を受診し,異所性妊娠の可能性を指摘されていることが多いが,未受診,ショックの状態で搬送される症例が存在する.
◆バイタルサイン,出血量や月経・妊娠分娩歴の情報を得る.
◆卵管妊娠破裂では急性腹症が多く,頸管妊娠出血では不正性器出血が主訴であることが多い.
◆救急搬送もwalk inもありうる.
◆月経遅延で早い時期に産婦人科を受診し,異所性妊娠の可能性を指摘されていることが多いが,未受診,ショックの状態で搬送される症例が存在する.
◆バイタルサイン,出血量や月経・妊娠分娩歴の情報を得る.
参考文献
1) 増山 寿,熊澤一真,工藤尚文 : 第II部 症状から見た救急治療,2.産科大出血とその処置.産婦治療84 : 79―84,2002
2) 増山 寿,平松祐司 : 頸管妊娠に対する妊孕性温存治療.平松祐司(編) : (産婦人科手術シリーズ)機能温存の手術.メジカルビュー社,pp86―91,2013
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