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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科67巻4号

2013年04月発行

増刊号 産婦人科当直医マニュアル―慌てないための虎の巻

II 婦人科編 1 「救急/時間外」の婦人科疾患

3.卵管妊娠破裂/頸管妊娠出血

著者: 増山寿1 平松祐司1

所属機関: 1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科産科・婦人科学教室

ページ範囲:P.28 - P.31

文献概要

当直医へのcall

◆卵管妊娠破裂では急性腹症が多く,頸管妊娠出血では不正性器出血が主訴であることが多い.

◆救急搬送もwalk inもありうる.

◆月経遅延で早い時期に産婦人科を受診し,異所性妊娠の可能性を指摘されていることが多いが,未受診,ショックの状態で搬送される症例が存在する.

◆バイタルサイン,出血量や月経・妊娠分娩歴の情報を得る.

参考文献

1) 増山 寿,熊澤一真,工藤尚文 : 第II部 症状から見た救急治療,2.産科大出血とその処置.産婦治療84 : 79―84,2002
2) 増山 寿,平松祐司 : 頸管妊娠に対する妊孕性温存治療.平松祐司(編) : (産婦人科手術シリーズ)機能温存の手術.メジカルビュー社,pp86―91,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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