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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科67巻5号

2013年05月発行

連載 Estrogen Series

卵巣摘出後の老年期の性機能

著者: 矢沢珪二郎1

所属機関: 1ハワイ大学

ページ範囲:P.524 - P.524

文献概要

 今回はObstetrics and Gynecology誌から卵巣摘出術と性機能に関する論文をご紹介したい1)

 毎年多くの子宮摘出術が行われているが,その大部分は良性疾患を適応としている.米国では子宮摘出術の25~55%が(任意)卵巣摘出術を伴っている.このような卵巣摘出の目的は将来の卵巣がんの発生や卵巣手術の可能性を除くことである.しかし,卵巣の存続は生存期間を増加させ,冠動脈疾患を減少させることが示されている1)

参考文献

1) Erekson EA, et al : Sexual Function in Older Women After Oophorectomy. Obstet Gynecol 120 : 833─842, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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