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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科67巻9号

2013年09月発行

文献概要

今月の臨床 脳性麻痺─発症防止への挑戦 脳性麻痺発症率低減への戦略

5.分娩遷延,微弱陣痛への対応

著者: 青木茂1 高橋恒男1

所属機関: 1横浜市立大学附属市民総合医療センター総合周産期母子医療センター

ページ範囲:P.922 - P.926

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●分娩第2期遷延は,胎児心拍が正常パターンであれば児の予後を悪化させない.

●吸引分娩,鉗子分娩は適応と要約を満たさない限り施行してはならない.

●陣痛促進薬使用時は,子宮の収縮回数を10分間に5回以内にする.

参考文献

1) Menticoglou SM, Manning F, Harman C, et al : perinatal outcome in relation to second-stage duration. Am J Obstet Gynecol 173 : 906─912, 1995
2) American Col1ege of Obstetricians and Gynecologists : Dystocia and augmentation of labor. Practice Bulletin No. 49, 2003
3) Spong CY, Berghella V, Wenstrom KD, et al : preventing the first cesarean delivery. Obstet Gynecol 120 : 1181─1193, 2012
4) 日本産科婦人科学会産科用語問題委員会報告(委員長 : 鈴村正勝) : 日産婦会誌28 : 213─215,1976
5) 日本産婦人科学会/日本産婦人科医会(編) : 産婦人科診療ガイドライン─産科編2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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