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今月の臨床 脳性麻痺─発症防止への挑戦 脳性麻痺発症率低減への戦略
8.母体搬送のタイミングと対応
著者: 前田津紀夫1
所属機関: 1前田産科婦人科医院
ページ範囲:P.937 - P.942
文献購入ページに移動●円滑な母体搬送を行うためには高次施設と診療所間で普段からお互いの顔の見える良好な関係を築き上げることが有用である.
●母体搬送を送り出す側の診療所は自らの施設の限界を十分に認識し,搬送のタイミングを常に念頭に置き診療に当たることが望ましい.
●地域の医療事情に合わせた周産期搬送システムを構築し,常にその実効性を確認することが望ましい.
●母体搬送を送り出す側の診療所は自らの施設の限界を十分に認識し,搬送のタイミングを常に念頭に置き診療に当たることが望ましい.
●地域の医療事情に合わせた周産期搬送システムを構築し,常にその実効性を確認することが望ましい.
参考文献
1) 再発防止委員会からの提言(妊産婦向け)「常位胎盤早期剥離ってなに?」.第3回 産科医療補償制度再発防止に関する報告書産科医療の質の向上に向けて : 公益財団法人 日本医療機能評価機構 産科医療補償制度再発防止委員会,2013
2) 中井章人 : 早剥の管理搬送のタイミング・搬送の問題点.周産期医43 : 506─510,2013
3) 伊東充宏,他 : 産科診療所における出張分娩立ち会い.日本周産期・新生児学会雑誌45 : 334,2009
4) 長屋 憲(責任編集) : 日本の母体死亡─妊産婦死亡症例集─.三宝社,東京,1998
5) 海野信也 : 医療の崩壊を止める─産婦人科医師増加対策.産婦の実際56 : 809─820,2009
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