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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科68巻1号

2014年01月発行

連載 Estrogen Series

エストロゲンと乳癌の発生

著者: 矢沢珪二郎1

所属機関: 1ハワイ大学

ページ範囲:P.164 - P.164

文献概要

 2002年7月,米国National Institute of Health(NIH)は,エストロゲン療法が乳癌リスクを増加させると発表した.この発表はその後多くの一般雑誌,新聞に引用され,エストロゲンの使用は急速に減少した.このデータはそれ以前に行われたWomen’s Health Initiativeのデータに基づいていた.

 この発表により,それまで隆盛をきわめていたエストロゲンの使用は2002年以降,急速に減少した.そして驚いたことに,エストロゲン使用の減少に伴って,乳癌の発生も急速に減少した.

参考文献

1) Multiethnic Bulletin. UHCancer Center. USC. Vol 13, Issue 1, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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