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今月の臨床 診療ガイドライン婦人科外来編2014─改訂と追加のポイントを読み解く 生殖
1.性同一性障害のホルモン療法の取り扱いは?
著者: 末岡浩1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.954 - P.959
文献購入ページに移動●GID治療は日本精神神経学会ガイドラインに基づき,診断と治療を行うが,専門医療チームが担当し,産婦人科医も加わる.
●ホルモン療法は,原則としてMTFに対しては女性ホルモン製剤,FTMに対しては男性ホルモン製剤の投与によって行う.
●ホルモン療法を行う際には,作用の確認に加え,副作用の発現に注意し,定期的に採血などを行う.
●ホルモン療法は,原則としてMTFに対しては女性ホルモン製剤,FTMに対しては男性ホルモン製剤の投与によって行う.
●ホルモン療法を行う際には,作用の確認に加え,副作用の発現に注意し,定期的に採血などを行う.
参考文献
1) 日本精神神経学会 : 性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(第4版),2012(一部改訂 : 精神経誌114 : 1250─1266, 2012および学会ホームページ掲載)
2) Hembree WC, et al : Endocrine Society : Endocrine treatment of transsexual persons : an Endocrine Society clinical practice guideline. J Clin Endocrinol Metab 94 : 3132─3154, 2009
3) WPATH(The World Professional Association for Transgender Health).Standards of Care for the Health of Transsexual, Transgender, and Gender-Nonconforming People. 7th Version. Ed., Eli Coleman, PhD(USA) - Committee chair. 2011
4) 石原 理,他 : 性ステロイドホルモンの臨床応用.(3)性同一性障害と性ステロイド.HORM FRONT GYNECOL 18 : 45─50, 2011
5) Moore E, et al : Endocrine treatment of transsexual people : a review of treatment regimens, outcomes, and adverse effects. J Clin Endocrinol Metab 88 : 3467─3473, 2003
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