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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科68巻10号

2014年10月発行

今月の臨床 診療ガイドライン婦人科外来編2014─改訂と追加のポイントを読み解く

女性医学

1.非感染性外陰部掻痒症の原因と治療は?

著者: 岡野浩哉1

所属機関: 1飯田橋レディースクリニック

ページ範囲:P.978 - P.981

文献概要

●接触皮膚炎を念頭に考え,原因物質を詳細な問診から抽出/同定し,これを除去・排除する.

●局所治療には皮膚の保護が優先され,重症な場合はステロイド外用薬を用いるが,使用上の注意を守る.

●改善が認められない場合は他疾患を考慮し,しかるべき専門医への紹介を躊躇しない.

参考文献

1) 日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会(編集/監修) : 産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編2014.2014
2) 日本皮膚科学会接触皮膚炎診療ガイドライン委員会 : 接触皮膚炎診療ガイドライン.日皮会誌119 : 1757─1793,2009
3) Welsh B, et al : Vulval itch. Aust Fam Physician 33 : 505─510, 2004
4) ACOG Practice Bulletin No.93 : Diagnosis and management of vulvar skin disorders. Obstet Gynecol 111 : 1243─1253, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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