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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科68巻11号

2014年11月発行

文献概要

連載 教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール

急激に精神・神経症状が進行─こんな症状で,婦人科の疾患を考えますか?

著者: 隅田能雄1 春日義生1

所属機関: 1足利赤十字病院産婦人科

ページ範囲:P.1124 - P.1127

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症例

患者

 30歳,1経産(帝王切開分娩).

主訴

 舌の違和感,右半身のしびれ.

既往歴

特になし.

参考文献

1) Dalmau J, Tuzen E, Wu H, et al : Paraneoplastic anti-N-methyl-D-aspartate receptor encephalitis associated with ovarian teratoma. Ann Neurol 61 : 25─36, 2007
2) 宋淳澤,高瀬健吉,藤原礼,他 : 成熟奇形腫の切除が有効であった抗NMDAR脳炎の1例.関東産婦誌49 : 665─667,2012
3) 鴨下桂子,高野浩邦,平井利明,他 : 成熟嚢胞性奇形腫を合併した抗NMDAR抗体陽性脳炎の1例.関東産婦誌49 : 675─678,2012
4) 田山親吾,田代浩徳,本原剛志,他 : 正常大卵巣に局在し抗NMDA受容体脳炎を惹起した成熟嚢胞性奇形腫の1例.日婦腫瘍会誌32 : 257−262,2014
5) 蝦名康彦,山崎友維,白川得朗,他 : 卵巣奇形腫に対して発症早期に腹腔鏡手術を施行し経過良好であった抗NMDAR抗体関連脳炎の1症例.日産婦内視鏡会誌29 : 469─474,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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