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連載 Estrogen Series
ホルモン療法と脳―ホルモン療法は認識能力に良い影響を与えるか?
著者: 矢沢珪二郎1
所属機関: 1ハワイ大学
ページ範囲:P.272 - P.272
文献購入ページに移動 ホルモン療法に関して,window of opportunityという仮説があるが,それは一定の期間に投与されたホルモン療法は,特に有効であるという仮説である.具体的には,この期間とは年齢50~55歳くらいまでの,更年期に入ってすぐの期間である.
さて,2013年7月に発行されたJAMA Internal Medicine1)では,更年期直後の期間にホルモン療法を行い,それが果たして,脳の認識能(cognitive function)にどのような影響を与えるのかを見ようとした.
さて,2013年7月に発行されたJAMA Internal Medicine1)では,更年期直後の期間にホルモン療法を行い,それが果たして,脳の認識能(cognitive function)にどのような影響を与えるのかを見ようとした.
参考文献
1) Espeland MA et al : Long-term effect on cognitive function of postmenopausal hormone therapy prescribed to women aged 50 to 55 years. JAMA Intern Med 173 : 1429―1436, 2013
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